森七菜　間宮祥太朗　画／彩賀ゆう　（C）まいじつ　

夏ドラマ『真夏のシンデレラ』（フジテレビ系）第7話が8月21日に放送され、またも〝恋愛障壁ごっこ〟を繰り広げた。

第7話は、ヒロイン蒼井夏海（森七菜）の母親・茜（横山めぐみ）が登場。7年ぶりの再会に戸惑う夏海だが、「家族だし」と茜を快く受け入れる。

【関連】『真夏のシンデレラ』サイコ脚本の本領発揮！ 感情をなくした登場人物たち ほか

そうした中、茜は健人（間宮祥太朗）と2人きりになった際、「夏海のどこがよかったの？」「あなたみたいな育ちの良い人と夏海じゃ釣り合ってない気がして」と、2人の〝立場の差〟を指摘していた。

「クズな母親に注目が集まった回でしたが、注目したいのが茜の『釣り合ってない気がして』という発言。

これまでも、湘南に住む夏海が電車で1時間程度の東京を別世界のように羨ましがったり、東京在住で東大卒の健人をまるで宇宙人のように扱ったりと、とにかく〝不釣り合い〟で〝身分の差〟をアピールしています」（芸能ライター）

第7話にしてほぼ恋人状態になっているにも関わらず、まだ母親に〝差〟を言及させるなど、ずっとこのネタを擦り続けている。

毎週、ノルマがあるかのようにぶっこまれるこのくだりに、視聴者からは《また住む世界が違うみたいなこと言ってる。そんな違くないのに》《住む世界が違う。釣り合ってないは飽きた》とウンザリ声があがっていた。

次回にも「住む世界が違う」チャンス

「夏海が湘南ではなく沖縄県在住だったら、百歩譲って恋の障壁にもなり得たでしょう。健人が総理大臣の息子だったり、夏海が犯罪者の娘だったりしてもまた別ですが、2人にそこまでの身分の差はない。

湘南に住んでいながら東京コンプレックスを爆発させている夏海には、本当の地方在住者からツッコミが殺到しています」（同・ライター）

次週の予告では、健人の元彼女と思われる女性が登場することが明かされた。これもまた、〝住む世界が違う〟の布石になるとみられている。

「どうせその女性はハイスぺック女子で、また夏海が『育ちが違う』『住む世界が違う』とウジウジし、またも健人が優しくフォローするという展開になるんでしょうね。この先、健人の両親からの〝住む世界が違う〟攻撃チャンスも残されていますし、最後までこの展開が続くと思われます」（同）

視聴者の誰一人ピンと来ていない、東京と湘南のロミオとジュリエットだ。