中村倫也　画／彩賀ゆう　 （C）まいじつ　

中村倫也が主演を務める池井戸潤原作のドラマ『ハヤブサ消防団』（テレビ朝日系）がいよいよ佳境に入った。1シーンも見逃せない展開に、視聴者からは大興奮で考察する声があがっている。

8月24日に放送された第6話では、太郎（中村）たちハヤブサ消防団が、連続放火事件の犯人として太陽光発電企業「ルミナスソーラー」の営業員・真鍋明光（古川雄大）をマークする。

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ソーラーパネルを多く設置したいがために、土地の売却に応じない住民の家を放火してまわっていると推測するのだった。

そんななか、太郎の家が放火の被害に遭う。火はすぐに消し止められたものの、太郎は犯人の後ろ姿や軽トラックを目撃した上、「ベンゼン」という可燃性のある液体を落としていったことに気がつく。

その後、寺の和尚との話で「ハヤブサの平和を脅かす放火犯が、この中にいます」と宣言。犯人が消防団のなかにいることを示唆するのだった。

誰が犯人でも納得！ 名優だらけのラインナップ

「消防団を演じるメンバーは、生瀬勝久・岡部たかし・梶原善・橋本じゅん・満島真之介と名役者揃い。一般的なミステリードラマなら、俳優の知名度や格などによって〝メタ読み〟できてしまいますが、同作の場合は誰が犯人でもおかしくはない。

むしろ、消防団全員がなにかしらの理由で協力し合っている可能性もまだ捨てきれません。視聴者の間では、考察ツイートが乱立していますよ」（芸能ライター）

一方で、第6話ではこんな指摘もあがっている。

「第5話の予告映像が、第6話で真犯人が判明するかのような映像だったことに不満が続出しています。実際、予告では『ついに、真犯人確保ー！』とアオリ文が入れられていたが、内容はそんな風ではまるでなかった。

てっきり真犯人がわかると思って期待していた視聴者が、がっくり肩を落とし、よくある手口とはいえ、詐欺まがいの演出に辟易しているんです」（同）

第7話の予告映像でも、「放火犯はこの中にいるー」と容疑者候補の顔がそれぞれアップになったり、警察署の前でもめているシーンが映し出されていた。しかしこの調子なら、次回でも真犯人はわからなそうだ。