伝説のアニソンユニット『Kalafina』は今…『まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉』公開決定で気に…

伝説のアニソンユニット『Kalafina』は今…『まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉』公開決定で気になる元メンバーの行方

伝説のアニソンユニット『Kalafina』は今…『まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉』公開決定で気になる元メンバーの行方 (C)PIXTA

『魔法少女まどか☆マギカ』の新作となる映画『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉』が、2024年冬に公開される。特報映像やティザービジュアルが解禁され、ファンたちは大いに盛り上がっているが、EDテーマをめぐる懸念が浮上した。

「Kalafina」元メンバーの今は…

特報第1弾の映像を見るかぎり、「ワルプルギスの廻天」の主要スタッフ陣は前作までとほぼ変わらないようで、音楽も引き続き、人気作曲家の梶浦由記氏が担当するようだ。

そこで気になるのが、OPやEDを担当するアーティスト。これまでアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』の本編シリーズは、いずれもOP曲に『ClariS』、そしてED曲に『Kalafina』を起用してきた。ところが「Kalafina」は梶浦氏の事務所退社・独立に伴う形で、2019年に解散している。

ファンはやはり“まどマギ”を象徴する「Kalafina」の楽曲を求めているようだが、それが実現する可能性は低いかもしれない…。

「惜しまれながらも解散した『Kalafina』ですが、元メンバーの3人は、いずれもソロという形でアーティスト活動を続けています。ビクターエンタテインメントに移籍したWakanaは、今年5月に3rdアルバムをリリース。KEIKOもavex traxでソロシンガーとして活動しており、今年行われた梶浦氏のデビュー30周年を記念するライブイベントにも参加していました。Hikaruはさまざまな事務所を転々としつつも、現在はフリーランスで活躍しています」(芸能ライター)

「Kalafina」再結成の可能性は?

ちなみにHikaruに関しては、「Kalafina」解散後も『H-el-ical//』名義でアニメ主題歌にも関わっている。

それぞれが現役アーティストとして活動しているなら、気になることはただ1つ。「ワルプルギスの廻天」への参加があり得るのか、という点についてだ。

「ネット上では『Kalafina再結成?』といった投稿も目にしますが、正直なところ可能性は低いのではないでしょうか。ただ、ここには抜け道も存在します。それが『FictionJunction』名義で参加するという可能性です。

これは梶浦氏のソロプロジェクトの総称で、固定メンバーがいるわけではありません。そのため梶浦氏が2019年に退社した後も、LiSAが『FictionJunction』のゲストボーカルという立ち位置で、『鬼滅の刃』のEDを歌っていたりしていますね」(同)

ひょっとしたら「Kalafina」の元メンバーも、「FictionJunction」のゲストボーカルという形であれば、「ワルプルギスの廻天」に関われるかもしれない。

ただ、EDの担当アーティストとしては、元「Kalafina」メンバー以外にもさまざまな候補がある。『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』でEDを歌う『TrySail』や、『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』の挿入歌を歌った結城アイラ(ASUKA)などだ。

前作の劇場版が公開されてから約10年。そのなかで起きたさまざまな変化をどのように埋めるのか、続報を待ちたい。

文=「まいじつエンタ」編集部

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