中居正広　画／彩賀ゆう （C）まいじつ

10月1日の『まつもtoなかい』（フジテレビ系）に『Sexy Zone』中島健人が出演し、司会の中居正広とアイドル論を熱く語り合った。2人が掲げる理想のアイドル像には、しっかりと故ジャニー喜多川氏の思想が受け継がれているようだ。

この日の放送には中島と、彼がジュニア時代から憧れていた『東方神起』の2人がゲスト出演。先に登場した中島は、中居から「アイドルって大変ですか？」と質問を受け、アイドルトークに花を咲かせていた。

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視聴者の興味を引いたのは、中居が語ったアイドルの魅力について。中居は「僕が思ってるアイドルって何が魅力ですかって…」と話を切り出すと、「『未完成』『半人前』がアイドルであると思ってる」と展開。この話を聞いていた中島も共感するように力強く頷いていた。

理想のアイドルの原点は

「実は中居が語っているアイドル像こそ、ジャニー氏が理想としていたアイドルなのです。2021年6月に放送された『日曜日の初耳学』（TBS系）で岡田准一のデビュー秘話を特集。中島はVTRをスタジオで見ていました。

岡田は自分が『V6』に入れたのはジャニー氏が味方でいてくれたおかげと語っており、中島が意見に同意。VTR後、『ジャニーさんって完成された人を選ばないんですよ』『未完成を選ぶ』と人柄を紹介していました。

その後のトークでは、中島がジュニア時代のエピソードとして、トレーニングがほとんどなかったと告白。練習時間が少なければ失敗するリスクも増えますが、それでも本番で成功させられる人こそ〝スター〟なのだと熱く語っています。これもまた所属タレントに〝奇跡〟を求め続けてきたジャニーズ事務所、ジャニー氏の思想をしっかり受け継いだアイドル論といえるでしょう」（芸能ライター）

異なる時代のアイドルとして君臨している中居と中島のトークに、視聴者は《頭のどっかでジャニーズ問題チラつく》《中居さんとケンティーから発せられるアイドル論がぜんぶジャニー氏が作った世界そのもので、ジャニー氏が居なくなろうが、社名が変わろうが、ジャニーズって一生ジャニーズなんだなと》といった反応が寄せられている。

2日にジャニーズ事務所は、『SMILE-UP.（スマイルアップ）』に改名すると発表したものの、受け継がれているジャニー氏の思想は、変わるものではないだろう。