日曜劇場『下剋上球児』最低視聴率を更新! 不運での下落も…これ以上は上がる見込みナシ?

画/彩賀ゆう

画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

俳優の鈴木亮平が主演を務める日曜劇場『下剋上球児』(TBS系)第4話が11月5日に放送され、平均世帯視聴率が8.0%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)で、同作の過去最低を記録したことが分かった。

ドラマは、強豪校を次々と破って2018年夏の甲子園に初出場した「三重県立白山高校」をモデルにしたフィクション。鈴木は、廃部寸前の弱小野球部を立て直す、元球児の高校教師・南雲脩司を演じる。

【関連】日曜劇場『下剋上球児』視聴率低下の原因は…熱いスポ根シーンをぶち壊す社会派シーンにガッカリ ほか

これまでの視聴率推移は、初回10.8%と好スタートを切ったが、第2話10.7%とキープした後に、第3話で9.2%と大きく下落。第4話では、8.0%とさらに下がってしまった。

阪神の人気に便乗できるか?

「ここまで下がったのは、裏番組でプロ野球日本シリーズ第7戦の阪神対オリックスが放送されていたから。ただでさえ、注目度の高い日本シリーズ最終戦ですが、野球シーンが見たくて『下剋上球児』を観ていた野球ファンは、ドラマにチャンネルを合わせることはなかったようです。

第4話は、南雲がコーチを務める弱小チームが初の公式戦に出場し、3年生が下級生に夢を託すという前半の山場のようなエピソードだっただけに、ここをスルーされてしまったのはかなり痛い」(芸能ライター)

第2話で、南雲が教員免許ナシで教師をやっていることが発覚。第3話は免許ナシ問題をどう処理するのか悩み、第4話では3年生とともに野球部からも学校からも去る決意をしている。

「もともと教員免許ナシというのは現実離れした設定である上、熱い野球シーンが見たい視聴者からすれば全く関心のないこと。今回の視聴率大幅減は、日本シリーズとの裏被りが主な原因であることは間違いないですが、第5話以降も苦戦が続くことが予想されます」(同・ライター)

WBCの熱狂に便乗したと言われている『下剋上球児』。今度は、阪神タイガースの優勝フィーバーに便乗できればいいのだが…。

【あわせて読みたい】