サンリオのVTuberプロジェクト『にゃんたじあ!』に不安の声…大手企業でも失敗してきたVTuberの歴史

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ハローキティやマイメロディなど、世代を超えて愛されるキャラクターを生みだしてきたサンリオがVTuberプロジェクトを発表。いわゆる企業系VTuberは失敗の歴史を積み重ねてきただけあって、心配の声が相次いでいる。

11月27日、サンリオと日本テレビの子会社・ClaN Entertainmentが、共同展開するVTuberプロジェクト『にゃんたじあ!』を発表。若魔藤あんず(にゃまふじあんず)、若魔白ソーダ(にゃましろそーだ)、若魔麦たると(にゃまむぎたると)の3人が初期メンバーとしてデビューするという。

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設定は、魔法使いの⼥の⼦の家に暮らす飼い猫たちが魔法でVTuberの姿に変⾝。プロジェクト発表と同日に、メンバーのプロフィールやキャラクターデザイン、プロモーションビデオが公開された。

成功例の少ない大手企業のVTuber

「これまで、大手企業のVTuberプロジェクトはことごとく惨敗してきました。

今年4月にスタートした『ラブライブ!』シリーズの新プロジェクト『蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ』も失敗例の一つ。スマホアプリを通して〝バーチャルスクールアイドル〟の活躍を楽しめるプロジェクトでしたが、話題にならず、評判もいまいちでした。

また、次世代ガールズバンドプロジェクト『BanG Dream!』はプロジェクトが難航。2022年7月にバーチャルバンドオーディション開催を発表したものの、長期間音沙汰がありませんでした」(芸能ライター)

「にゃんたじあ!」は企業系VTuberとして初の成功を収めることができるのだろうか。

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