一発屋芸人がZ世代に大ウケで10年ぶりに再ブレーク! 芸を磨き続けて二度目のチャンスをつかむ

 

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なぞかけ芸人・ねづっちが、11月28日放送の『証言者バラエティ アンタウォッチマン!』(テレビ朝日系)に出演。一発屋として苦汁をなめるも、現在はZ世代からの支持を集める理由について迫った。

芸歴26年のねづっちは、2010年頃、瞬時になぞかけを披露するネタで大ブレーク。なぞかけのきっかけに使う「ととのいました」は、この年の流行語になるなど、一躍スターに昇り詰めた。


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しかし、翌年には仕事が激減。相方とも別れ、「コンビを解散する前後1年くらいが一番きつかったかもしれないですね。そんときはヤバいなと思いました」と苦しい期間が続いたという。

しかし現在では、Z世代の若者に大人気。とある高校での営業は、生徒たちがねづっちポーズを一緒にするなど、昔のブレークを知らない世代にウケている様子が放送された。

再ブレークの理由は、TikTokやYouTubeショートでバズっているから。ある投稿でバズった結果、去年8月の時点で3万人だった登録者が、「1か月で一気に十何万人増えた」と明かした。

しかし、バズるにはそれ相応の理由があった。

毎日YouTubeにネタを投稿

「ねづっちは2013年頃からYouTubeに動画を毎日投稿。また、起床してから毎日2時間ほどニュースを見て1分ほどの漫談を作り、『1か月で30分の漫談の土台ができる』と語るなど、継続力の天才であることがわかります。月に1度のペースで単独ライブも開催し、日々お笑い筋トレをしている状態。再ブレークには、裏打ちされた努力があったわけです」(芸能ライター)

すでに売れている芸人にとって、単独ライブはやらなくていい仕事かもしれない。しかしバカリズムは単独ライブを〝筋トレ〟と称し、しんどいが『自分の感覚を更新する作業』であると常々説いている。

「『オードリー』若林正恭は5月17日放送の『あちこちオードリー』(テレビ東京系)で『あんまり芸人として見ないでほしい』と、〝タレント・若林〟になりたいと芸人放棄宣言をしています。昔は漫才を活動のベースとしていきたいと話していましたが、結局コンビでネタのみの単独ライブは開かず、トーク番組や企画ものライブ、クイズ番組MCでお金を稼いでいるだけですからね」(同・ライター)

若林をはじめとする〝なんちゃって芸人〟は、ねづっちやバカリズムような日々芸を磨く人について、どう感じているのだろうか。

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