有吉弘行（C）まいじつ

お笑いコンビ『アンガールズ』が、坂道系アイドルにダメ出しする一幕があった。そのメンバーが誰なのか、ネット上では特定が進んでいる。

騒動の発端となったのは、12月6日放送の『あちこちオードリー』（テレビ東京系）。この日のゲストは「アンガールズ」と元『乃木坂46』秋元真夏だった。

『呼び出し先生タナカ』（フジテレビ系）でMCを務める田中卓志に、『オードリー』若林正恭が「現場って意外な人が（カメラ）回る直前までメーク直してたりしますよね。そういうことしなさそうな人が」と、あるあるトークを振る。

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これに田中は「多いよ、坂道系」とぶっちゃけ。苦笑いを浮かべる秋元だが、田中は続けて「この子が待たせちゃいかんという状況が何回かある。有吉（弘行）さんがもう来てるのにって」と暴露。

相方の山根良顕も「グループにいるとグループが偉いのに、その子が勘違いしちゃう」とバッサリと斬るのだった。

「有吉と田中が出演する番組かつ、頻繁に坂道系が出演している番組といえば、『有吉ぃぃeeeee！』（テレビ東京系）が思い浮かびます。よく出演しているメンバーは『櫻坂46』田村保乃や『日向坂46』丹生明里などです。

乃木坂46メンバーも出演することがありますが、比率的は日向坂46が圧倒的に多い。とはいえ、この田村や丹生の2人は何度も番組に呼ばれるほど現場にハマっているようですから、待たせてはいたとしても、有吉を本気で怒らせているわけではないのかも」（芸能ライター）

千鳥とかまいたちも呆れた下積み話

田中いわく、よく共演する元『HKT48』村重杏奈は「早めに（現場に）入ってくる」という。彼女はAKB48選抜総選挙で50位圏内に入れなかったため、「このワンチャンス絶対に逃さないぞ」という気持ちが伝わるとし、やる気を評価していた。

「田中自身、広島大学を卒業後、お笑い芸人を目指して上京し、吉野家の牛丼を月に1度食べることが唯一の贅沢だったというほど極貧下積み時代を経ている。

対して坂道系のグループは、AKBが舗装した道を進んでいるだけとも言われてきた。坂道系の始祖である乃木坂46はまだしも、後発の櫻坂46、日向坂46は特に、下積みが全くないと評判ですね。

日向坂メンバーといえば、高本彩花が最大3000人ほど収容できるライブハウスを〝スゴい小さい所〟と表現し、『ライブもスゴい小さい所から始まって、みんなでいろんなツラいことを乗り越えてきた』と苦労人アピールして物議を醸したことがある。

さらに今年の『27時間テレビ』（フジテレビ系）では、齊藤京子が〝3年間の下積み〟を感動的な苦労話として話すと、MCの『千鳥』や『かまいたち』から『みんなそうやから』『3年って短いからな』と指摘されていました」（同・ライター）

下積みをすることが偉いわけでもないが、常識的な考えが身につくことは確かなようだ。