武尊、スーパーレック戦のケガの状況と今後について語る「もし引退したとしても…」

格闘家の武尊が2月16日、自身のYouTubeチャンネルに動画を投稿し、先日行われたファンイベントの様子を公開。今後について言及するシーンがあり、ファンたちをざわつかせた。

武尊は、1月28日に有明アリーナで開催された『ONE165』でスーパーレック・キアトモー9のONEフライ級キックボクシング世界王座に挑戦したが敗れ、心身ともにダメージを受けていた。武尊の公式Instagramでも、試合後の真っ赤に腫れた腿の画像がアップされていた事もあり、状態を気にする声が挙がっていた。

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今回の動画では、2月12日に開催された第5回目となるファンイベントの様子を公開。武尊は心配するファンに向けて「4つ5つの治療をやって、最初は“4週間から6週間”って言われていて1ヶ月以上はかかると言われた」とケガの状態を説明。ケガで松葉杖生活を送っていたが、今は普通に歩ける位まで回復したことを報告しファンを安心させた。

イベントで、「休んでいる間で一番の贅沢は?」と質問された武尊は、試合前までずっと節制生活をしていたためジャンクフードを食べていなかったことを告白。試合後、怪我のため自宅から動けなかったそうで、自宅に格闘家仲間が集まり「8店舗からウーバーイーツを取り寄せて無理やり食べさせられた」事と明かし会場を笑わせた。

その後、ファンへ向けて先日の試合に負けたことを謝罪。武尊は、「人生で一番追い込み練習をやったし、身体作りから全部最高の状態を作る為に全精力を尽くしてやったので、これで結果が出なかったらもう引退しようと思ってやってたので、(試合後)2日目までは本当に辞めようと思っていた」と衝撃の告白。

しかし、「3日目の朝起きたら、めちゃめちゃ悔しくなってきて」と語り「負けは負けなんですけど、“こうやったら勝てるかな”って考えるってことは、まだ戦えるってことかな」と前向きとも思える発言をするも、まだケガの状態のため復帰に関しては何とも言えないとした。最後に武尊は、「もし引退したとしても、僕のこれからの人生も一緒にみんなで応援してくれたら嬉しい」と話し明言を避けた。

動画へのコメントでは、「松葉杖なしで笑顔で歩いてる武尊くんを見て感動しました」「武尊の口からまだやれるって聞けたん嬉しすぎる」「引退って言葉は引退するまで言わないで欲しいな…」と言った声も寄せられている。

参考:YouTube公式チャンネル『武尊 / TAKERU』

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