トランプが共和党候補にならない唯一のシナリオは?石田和靖らが米大統領選を展望「個人的には不気味」

国際情勢YouTuberの石田和靖氏が2月16日、自身のYouTubeチャンネル『越境3.0チャンネル』でライブ配信を実施。米大統領選の共和党候補がドナルド・トランプ前大統領に一本化されていない理由を推測した。

この日、石田氏の配信には作家の及川幸久氏がゲスト出演。共和党候補選びや、ジョー・バイデン大統領の状況などを語り合った。

トランプはアメリカ各州の共和党予備選で連勝している。これを受けてフロリダ州知事のデサンティス、起業家のラマスワミは撤退したが、ニッキー・ヘイリー元国連大使だけは唯一撤退せず、事実上2人の一騎打ちの状況となっている。

石田氏はトランプで共和党候補は決まりかと聞いたが、及川氏は「個人的には不気味」と語る。

及川氏曰く、ヘイリーに資金力が“ものすごいある”ことが理由だという。かなり前から言われていたこと、と前置きして「デサンティスにせよニッキー・ヘイリーにせよ、トランプとの差は大きい」との観測があったと語る。

その上で「(トランプ以外の候補に)勝ち目があるとしたら長期戦」だという。現在、トランプは4件の刑事裁判を抱えていると報じられている。及川氏は、米大統領選までの間にトランプが「何らかの形で『もうダメだ』というような状況になれば、トランプに次ぐ2番手」が正式な候補として選ばれることになると指摘。

ヘイリーが「トランプが裁判で大統領選どころじゃなくなるのを待っている」と想像した。なお、石田氏はそもそもトランプが裁判で窮地に陥る状況になるのか、疑問視していた。

視聴者は11月の米大統領選に向け「ほんとどうなるか読めない状況ですね」とつぶやいていた。

参考:YouTube公式チャンネル「【越境3.0チャンネル】石田和靖

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