全国最年少の高島市長が語る、安芸高田市長との違い「対峙ではなく対話」古舘伊知郎との対談で

27歳で全国最年少市長の兵庫県芦屋市・高島崚輔市長は4月24日、YouTubeチャンネル『古舘伊知郎チャンネル』に出演。古舘との対談の中で、劇場型政治に傾倒しない理由を語った。

古舘から国政ではなく市政を志した理由を問われた高島市長は「実際に暮らしを変えていくのは市なんですよ」と回答。そして、「市民の方々が、なんか芦屋のために、地元のためにやろうぜっていう、そういう意識がある」と分析。対談場所の近くにある打出公園も地域住民が約6年間、議論を重ねてリニューアルしたものだと例示しながら「市民を巻き込んでいく行政のやり方、これも芦屋ならできるんじゃないか」と考えていると明かした。

【関連】古館伊知郎氏が中東で起きていることを解説「第5次中東戦争勃発は絶対に許されない」「日本貢献すべき」と提唱 ほか

古舘は、過去にYouTubeで対談している広島県安芸高田市の石丸伸二市長の名を挙げ、議会とあえて対立しSNSを駆使して注目を集める「劇場型政治」をしていると指摘。高島市長との違いについてについて問われた高島市長は「私は対峙ではなく対話」と語り、「芦屋の今の現状を見た時には、対話をして、とにかく一つずつ積み上げて、前に進めていくってことが今はいいのかな」と自らの姿勢を説明した。

高島市長は「石丸市長は多分、その状況に応じたことをされてる」と俯瞰視し、石丸市長の手法に問題があるわけではないとしながらも「市民のみなさんが加わってくださるっていうのは、他の自治体に比べて強い」と芦屋ならではの良さを強調。「市民を巻き込んだ対話をしていくことは芦屋だからできること」と胸を張った。

古舘が「安芸高田が別に弱いとは思わないけども財政基盤も違うし、このままいったら消失するぞっていう危機感の中で、議会と石丸さんは対立せざるを得ない。舞台が違う。でも芦屋の市長である高島さん(の場合)はってことですね」と付け足すと、高島市長はうなずいた。

視聴者からは「高島市長も石丸市長も、どちらの良さもこれからの日本に必要」「こういう市長が増えてほしい。30代ですが、羨ましく感じます」と高島、石丸両市長をた称える声が届いた。

参考:YouTubeチャンネル『古舘伊知郎チャンネル』

【あわせて読みたい】