高須幹弥氏、厚生労働省「飲酒ガイドライン」に賛成表明。社会的損失を減らすも「今後間違いなく酒税の増税があります」

高須クリニック名古屋院院長の高須幹弥氏が3月2日、YouTubeを更新。厚労省が『飲酒ガイドライン』を公表したことについて賛成の意思を表明した。

厚生労働省は、2月19日に国としては初めて「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」を発表。ガイドラインでは、お酒に含まれる「純アルコール量」に着目し、飲酒に伴う疾患別の発症リスクを例示。健康被害を防ぐための留意点を挙げている。

酒を全く飲まないという高須院長は「ポジショントーク的なものはある」と述べつつも、「アルコール性肝疾患で死亡する人が2022年のデータだと6296人」「(男性で)週に450グラム以上アルコールを摂取すると癌全体のリスクが1.6倍」といったデータを紹介し、アルコールによる健康被害の高まりを懸念した。

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「病気による社会的損失のうち4%がアルコールが原因といわれている」などと語り、医療費の増大による社会的損失や、アルコール摂取で正常な判断を失った人が自殺、家庭内暴力、性暴力に至る可能性があるとも指摘した。

ただ、飲酒はビジネスとして成熟しており、今さら大がかりに禁止することはできないと高須氏は理解を示す。酒と上手に付き合う人も多く存在する一方で「上手に付き合えない人もいて、社会的損失が大きい」と、酒で体を壊す人が減少すれば医療費削減にもつながると持論を展開。そして、「今後間違いなく、お酒の税金、酒税の増税があります」と断言し、テレビCMの制限や居酒屋の飲み放題の制限など、さまざまな規制が入ると予想した。

一方で高須氏は「あくまで僕個人の意見なんで聞き流していただければいい」とし、「“とんでもないこと言うやつだ”っていう人は、たくさんいらっしゃると思います。それはもう全くその通りだと思います」とも述べている。

視聴者は「先生全く飲まないもんね。分解しづらくて赤くなりやすいとも以前言ってたし」「高須先生はお酒のイメージないな」と反応。酒を飲まない人間からの意見を受け入れていた。

参考:YouTubeチャンネル「高須幹弥(高須クリニック)」

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