「ハイキュー!!」興収79億円突破!「変な家」2週連続1位も賛否「簡単に言うとグロい怖いホラー映画です」

最新の映画興行収入が発表され、『変な家』(東宝)が2週連続で首位をキープ。2位には未だに勢いが衰えない『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』(東宝)が続き、興収79億円を突破した。話題の上位2作品だが、どうやら作品の評価は真逆のようだ。

映画の週末観客動員数TOP10が発表され(興行通信社調べ、3月22日〜3月24日)、変な家が週末3日間で動員39万9000人、興収5億1900万円と前週を上回る成績をあげ、2週連続で1位を獲得。累計成績は動員119万人、興収15億円を突破した。

2位には『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』が、入場者プレゼント第3弾の効果もあり動員35万4000人、興収5億3100万円をあげて2位となり前週を大幅に上回った。累計成績は動員550万人、興収79億円を突破し国内の歴代興収ランキングTOP100入りし、85位にランクイン。作品自体の評価の高さも相まってリピート鑑賞も多いことや、5月まで続く入場者プレゼントの実施も決定しており、今後どこまで興収を伸ばすかが注目されている。

そんな好調なハイキューの勢いを抑え、2週連続で首位をキープしている『変な家』には賛否両論の声が上がっている。変な家は、謎の覆面作家・雨穴氏が2021年に書籍化した動画と連動した不動産ミステリー小説を基に映画化した作品だ。

物語は、オカルト専門の動画クリエイター・雨宮(間宮祥太朗)は、マネージャーから、引越し予定の一軒家の間取りが“変”だと相談を受ける。そこで雨宮は、自身のオカルトネタの提供者である、ミステリー愛好家の変人設計士・栗原さん(佐藤二朗)にこの間取りの不可解な点について意見を聞いてみることに……。次々と浮かび上がる奇妙な“違和感”に、栗原さんはある恐ろしい仮説を導き出す……。やがて二人は事件の深部に誘われ、間取りの謎の先に浮かび上がる衝撃の真実に……。といった内容で、書籍は高レビュー連発で映画も期待されていた。

しかし、映画が公開されるとネットでは「噂通り雨穴さんの世界観とはかなりかけ離れてるなって思ったし終わり方がモヤモヤした」「簡単に言うとグロい怖いホラー映画です。終始ビビらせてきます。普通にだるいです」「原作は漫画のみ、ミステリー色が強かったけど、映画はホラー色が強い」といった、原作とのギャップを指摘されるコメントが多く寄せられる結果に。

さらに、3月20日に原作者の雨穴氏がXに「今“雨穴”という名前に関係して巻き起こってることに、私は興味もないし関係もないので心穏やかなものです。」と意味深な投稿。映画内容について世間の反応にリアクションしたものではないかと勘繰るフォロワーも続出し話題が絶えない中、3週連続首位に期待する声も上がっている。

参考・画像:変な家 公式サイト

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