ブアカーオが木村ミノルに勝った要因は「効いてないフリ」 かつてのライバル魔裟斗氏が語る

元格闘家の魔裟斗氏が3月25日、自身のYouTubeチャンネルに投稿した動画で、タイのK-1レジェンド、ブアカーオ・バンチャメークが木村”フィリップ”ミノルに勝った要因を分析した。

3月23日の『RIZIN LANDMARK 9』で、キックボクシングルールで戦ったブアカーオは2R1分10秒KOで木村を下した。1Rでは木村が、立て続けにパンチを当ててブアカーオを後退させた。ブアカーオは逆襲して2Rに相手をマットに沈めたものの、試合後「効いていた部分はもちろんありました」と、木村のパンチが重かったことを認めている。

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魔裟斗氏は動画で「1Rだったかな。木村がパンチでラッシュした場面があったのよ。あのコーナーに詰めてケージ際に詰めて。で、結構こうなってる場面あったのよ」と振り返り、ブアカーオが防戦一方になった様子を身をかがめて再現した。

「あれ、チャンスだったのよ。ブアカーオも結構きつかったと思うよ。木村はパンチはあるからさ」と語った魔裟斗氏は「もう一歩まとめていけば、もしかしたらブアカーオ、ギブアップしたかもしれないけど。そこは木村からしたら効いてないよっていうそぶりを(感じて)ね、多分試合中に思っちゃったんだよ。“ブアカーオ効いてないな”。だから詰めに行けなかった。効いてないフリができるから。ベテランだから」と、ブアカーオが巧みな駆け引きを見せ、木村の攻撃を防いだとみた。

魔裟斗氏にとってブアカーオはかつてのライバル。視聴者は「魔裟斗さん、嬉しそうだなライバルがいまだ健在、気分上がるよね」「ブアッカオ流石だねって、やり返した現役時代の魔裟斗さんも流石です」と、ブアカーオ、魔裟斗氏の両者を褒めていた。

参考:YouTubeチャンネル『魔裟斗チャンネル』

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