『呪術廻戦』五条悟ついに復活!? 狗巻棘も2年ぶり登場で物語はクライマックスへ

『呪術廻戦』五条悟ついに復活!? 狗巻棘も2年ぶり登場で物語はクライマックスへ

『呪術廻戦』22巻(芥見下々/集英社)

4月17日発売の『週刊少年ジャンプ』20号に、人気漫画『呪術廻戦』の第220話『自浄自縛』が掲載された。五条悟や狗巻棘といった人気キャラクターたちが勢ぞろいしそうなフラグが立っており、ますます物語が盛り上がっていきそうだ。

【関連】ジャンプに異常事態? 新連載打ち切り連発で『ヒロアカ』作者が限界に… ほか

※「呪術廻戦」最新話の内容に触れています

両面宿儺が伏黒恵の体を乗っ取ったことにより、「死滅回游」のパワーバランスが一気に崩壊。最新話では羂索がコガネにバグを起こさせることで、死滅回游のルールをハッキングする様子が描かれた。

結果として今後の戦いはルールが明快になり、羂索&宿儺とそれ以外の呪術師たちという構図が出来上がる。これまで日本各地で散り散りに戦っていた虎杖悠仁や乙骨憂太など、呪術高専の関係者たちが一カ所に集まり、今後の作戦について語り合っていく。

何やら匂わせぶりな描写が多発しているのだが、とくに読者の目を引いたのが、“五条復活”にまつわる言動だ。禪院真希は五条がもどってくることを確信しているような口ぶりだったほか、家入硝子もモノローグで五条に対する思いを吐露している。

どうやら奇跡的に一命をとりとめた来栖華の能力によって、五条を獄門疆(ごくもんきょう)から解放する流れとなりそうだ。

五条が封印されたのは、2020年2月10日発売の「ジャンプ」に掲載された第91話。このまま復活を果たすとすれば、約3年ぶりの登場となるため、読者たちを大興奮させることは間違いないだろう。

完結を予感させる要素の数々

さらに今回のエピソードでは、ひっそりと別の人気キャラクターも再登場を果たしていた。呪術高専関係者たちが集まるラストページ、パンダの隣に立つ狗巻の姿があったのだ。

狗巻については渋谷事変で左腕を失ったことが描写されていたが、本編にはおよそ2年のあいだ登場していなかった。

ファンたちにとっても思わぬサプライズだったらしく、SNS上は《突然の狗巻先輩の登場に驚きと嬉しさが隠しきれない》《まって、狗巻先輩おるやん! 電車やのに声出たわ》《狗巻パイセンしれっと登場するのやめてwww》と盛り上がっている。

なお、作者の芥見下々は「呪術廻戦」の物語を2023年内に畳むことを宣言していた。狗巻が久しぶりの再登場にもかかわらず、とくに掘り下げられていないのも、物語をコンパクトにまとめることが目的だったのかもしれない。

さらに五条は作中最強のバランスブレイカーであり、芥見もその強さについて「天井」と語っていた。復活した五条が羂索や宿儺と戦うとなれば、事実上の頂上決戦と言えるだろう。

読者の中には、《いよいよ結末に向かってる感じがする…》と予感する人も少なくないが、この先どんな展開が待ち受けているのだろうか。

文=「まいじつエンタ」編集部
写真=まいじつエンタ
■『呪術廻戦』22巻(芥見下々/集英社)

◆過去の「呪術廻戦」レビューはこちら

【あわせて読みたい】