『ONE PIECE』ヤマトが“麦わらの一味”になる可能性は? 能力の謎とともに検証!

『ONE PIECE』98巻(尾田栄一郎/集英社)

国民的人気漫画『ONE PIECE』には数多くの謎が存在し、読者の間で熱心に考察が繰り広げられている。そんな中、とくに注目が集まっているのが人気キャラ・ヤマトの能力にまつわるミステリーだ。今回は、ヤマトの正体について、最も有力だと思われる説を検証していきたい。

まずヤマトの基本的なプロフィールから確認しよう。彼女は四皇『百獣のカイドウ』の子どもであり、親譲りの高い戦闘力とタフネスを有している。戦闘スタイルは、金棒によって相手を直接打ち据えるという武骨なもの。その一方で、金棒から衝撃波を飛ばすような描写もあり、流桜(武装色の覇気)の使い手と目されている。

只者ならざる雰囲気から、何らかの能力者ではないかと囁かれていたヤマトだが、第996話『最強がいる島』にて大きなヒントが。百獣海賊団の幹部・ササキと戦闘している最中に、ケモノのような尖った牙を出現させ、「グルルル…」という唸り声をあげていたのだ。

この時はフランキーの乱入によって、ヤマトの正体が明かされることはなかった。しかしネット上では、思わせぶりな描写をめぐってさまざまな予想が飛び交うことに。中でも有力視されていたのは、ヤマトは動物(ゾオン)系の能力者であるという説だった。

ゾオン系の能力には、モデルとなる生き物が存在するもの。そこでヤマトのモデルとして最も有力なのは、幻獣種「白虎」だと言える。というのも、コミックス98巻のおまけページにて、父・カイドウが「ウオウオの実」の幻獣種モデル「青龍」の能力者だと判明したからだ。

「青龍」といえば、中国神話における四神の1つとしてお馴染み。そこに並び立つのは「朱雀」と「玄武」、そして「白虎」。ケモノの牙をもち、白い髪をしたヤマトが「白虎」である可能性は高い。なによりヤマトは父と激しく敵対しており、古から知られる〝龍と虎〟の対立構図とも重なっている。

ヤマトは麦わら海賊団の仲間になる?

「ワノ国編」で大きな役割を果たしているヤマトだが、将来的には「麦わら海賊団」の仲間になるという予想も。その根拠となっているのが、ファンの間で有名な「数字の法則」だ。

単行本のおまけページでも触れられたことがある通り、麦わら海賊団の能力者はそれぞれ数字で表すことができる。たとえばルフィはゴムゴム(5・6・5・6)、ロビンはハナハナ(8・7・8・7)といった具合だ。そうして数字を並べると1~10までが埋まっていくのだが、現状は2と9だけが欠けている。つまり今後、2と9を組み合わせた名前の能力者が仲間となる可能性が高い。

そこで浮上したのが、ヤマトを「ニキュニキュ(2・9・2・9)の実」の能力者とする説だ。この能力は元々、バーソロミュー・くまが保有していたが、何らかの理由によってヤマトが継承したのではないか…と推測されていた。

とはいえ前述の通り、ヤマトはおそらくゾオン系の能力者。「ニキュニキュの実」の能力でない以上、仲間になる可能性も薄くなってしまいそうだ。

しかしここで、「2・9」の読み方が「に」や「ここのつ」など、ひと通りではないことに注意すべきだろう。「白虎」は虎であり、ネコ科の生物と言える。もしこの能力が「ニャンコニャンコの実」であれば、「2・9・2・9」に合致するのではないだろうか…。

現在『週刊少年ジャンプ』では、「ワノ国編」が山場を迎えているところ。ヤマトも激しい戦闘に巻き込まれている。彼女はいかなる能力をもつのか、またルフィたちの仲間に加わるのか、気になる人は本誌をチェックしていこう。

文=猿田虫彦
写真=まいじつエンタ
■『ONE PIECE』98巻(尾田栄一郎/集英社)

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