まさに外道!『週刊少年ジャンプ』史上もっともタチの悪い「敵キャラ」5選

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面白い漫画には、魅力的な敵キャラの存在が欠かせない。主人公と真っ向から対立する者、過去や生い立ちから悪に染まるしかなかった者…。さまざまなタイプがあるが、中には純粋悪としか言えないような邪悪なキャラも存在する。今回は『週刊少年ジャンプ』の作品から、最もタチの悪い敵キャラを5人ご紹介していこう。

冷静に考えると外道なボスキャラ

<その1>『ジョジョの奇妙な冒険』の吉良吉影
最初にご紹介するのは、『ジョジョの奇妙な冒険』第4部のボスとして登場した吉良吉影。接触したものを爆発物に変える強力なスタンド「キラークイーン」を携え、一部から熱狂的な支持を集める人気キャラだ。

しかし冷静に考えると、吉良の行動は擁護できないほど自分本位のものばかり。「平穏に暮らしたい」という願いを持ちながら、殺人衝動を抑えることなく人を殺していく。自分の犯行がバレないよう、目撃者はもちろん、逃走のために利用した人も平気で殺す。しかもスタンド能力を使った爆殺のため、犠牲者は遺体すら残らない…。全く反省せず、自分の行動を正当化しているところがあるのも邪悪だ。正直、静かに暮らしたいなら、まずは人を殺すなとしか言えない。

<その2>『BLEACH』のユーハバッハ
『BLEACH』のラスボスであるユーハバッハも、邪悪極まりない存在だ。彼は「見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)」の皇帝にして、非情で無常。高圧的な態度と仲間の扱いの冷たさから、読者の誰もが嫌な奴というイメージを持つだろう。

あらゆる事象を掌握する「全知全能」というチート級の能力を持ち、とにかくめちゃくちゃ強い。主人公の黒崎一護を始めとして、味方サイドのキャラを次々と圧倒していくため、応援しようという気持ちすら湧いてこない。

またラスボスという立ち位置のため、「ジャンプ」でよくある以前は敵だったが後に共闘するという展開もなく、イメージ挽回の場が与えられなかった。そうした扱いを考えると、ある意味かわいそうなキャラなのかもしれない。

<その3>『魔人探偵脳噛ネウロ』のシックス
続いては、『魔人探偵脳噛ネウロ』において悪の限りを尽くしたシックス。漫画では「実は良い人だったがある出来事を経て変わってしまった」「信念を持って行動した結果、非道な行いをしていた」という設定がよくあるが、シックスに関してはまったく当てはまらない。純粋な悪として、清々しいまでに悪行の限りを尽くしていくのだ。

数々の事件で糸を引いていたという黒幕としての存在感に、徹底した外道っぷり。悪に振りきったそのキャラクター性には、共感はできないとしても魅力が感じられる。主人公が倒すべき敵としても申し分なく、シックスとの戦いで爽快感を覚えた人も多いのではないだろうか。