サウザンドサニー号の名付け親って覚えてる?『ONE PIECE』実は重要だったキャラ3選

サウザンドサニー号の名付け親って覚えてる?『ONE PIECE』実は重要だったキャラ3選

『ONE PIECE』99巻(尾田栄一郎/集英社)

大人気漫画『ONE PIECE』にはルフィたちが旅をする先々で新キャラが登場し、その数は1000人を超えるとも言われている。物語で重要な役割を果たすサブキャラも多いのだが、数が多すぎるため「誰も覚えていない」と思われるかわいそうな人物も。今回はそんな読者が忘れてしまった重要キャラを3人ピックアップしてみたい。

非戦闘員は記憶に残りにくい?

<その1>サニー号の名付け親…アイスバーグ
アイスバーグはウォーターセブン市長兼、ガレーラカンパニー社長という権力者。見た目からは想像もつかない、「ンマー」というまぬけな口癖が特徴的だ。しかし物語上では、廃船寸前だった「ゴーイングメリー号」を修理し、ルフィたちの窮地をサポート。さらにはフランキーと一緒に新たな船を造り、「サウザンドサニー号」の名付け親にもなった。

彼の師であるトムは、「海賊王の船を造った」という罪で死刑の判決を受けている。ルフィが海賊王となれば、アイスバーグも死刑となる可能性が高いのだが、その危険を顧みず協力してくれた義理堅い人物だと言えるだろう。

とはいえ、アイスバーグはフランキーとは異なり、完全な非戦闘員。ストーリー途中で大怪我を負ったのも災いし、ルフィたちが海軍やサイファーポールと戦いを繰り広げている間はほとんど出番がなかった。バトル中心の同作では、非戦闘キャラは印象に残りづらいのかもしれない。

<その2>オアシスの番人…トト
トトという名前を聞いて「誰?」と思う人も多いかもしれないが、彼は「アラバスタ編」の重要人物。アラバスタ王国でオアシスを中心としたユバの町を作り、干ばつで町がゴーストタウンと化した後も、1人で町を守っていたのがトトだ。度重なる砂嵐にもめげず、枯れたオアシスの復活を信じて水源を探し続けていた…という感動的なエピソードをもつ。

トトもまた非戦闘員であり、本編での登場はごくわずか。忘れ去られてしまうのも仕方がないだろう。だが、トトは自分が水不足であるにも関わらず、ルフィたちになけなしの水を恵み、寝床を提供するというやさしさを見せている。厳しい砂漠の大地でルフィたちの命をつないだ恩人であり、彼がいなければ「ONE PIECE」はそこで終了していたかもしれない。