過激なドッキリがたびたび物議を醸す『芸能人が本気で考えた! ドッキリGP』(フジテレビ系)が、またも視聴者からの批判を呼んでしまった。
問題のドッキリは、3月12日に放送された「恐怖のアイドル都市伝説」だった。
世間的に全く売れていない4組の地下アイドルに対し、ストーカーと化した過激なファンを連想させるドッキリを敢行。仕掛け人メンバーがファンからのプレゼントに入ったDVDを発見すると、メンバー全員でこれを再生する。
そこには謎の部屋とうさぎマスクの男性が映っているのだが、仕掛け人メンバーは「ここ私の部屋なんだけど…」と絶句。その後、男性がベッドの下に潜り込むと、仕掛け人メンバーが帰宅する様子が映っているというものだった。
仕掛け人メンバーが就寝すると、うさぎマスクの男性は再びベッドの下から現れ、彼女が寝ている様子を映す。何が行われるのかと恐怖がピークに達したその時、DVDを観ている机を突き破ってうさぎマスクの男性が登場。ネタバラシとなるのだった。
ストーカーを連想? トラウマモノの内容が物議
アイドルたちは全く売れていないため、ネタバラシ後にはゴールデン番組に出演できたと大歓喜。しかし、ストーカーを連想させるトラウマモノのドッキリに、視聴者からは
《もうちょいトラウマにならなさそうなドッキリにしてあげてほしい》
《こっちまでトラウマになるレベル》
《ふつーに怖すぎてトラウマでしょ…》
《ドッキリGPのアイドルへのドッキリ、不審なDVDが出てきた時「事務所のチェック入ってないの?」みたいに言ってたから、今までも程度あれど何かしらあったんだろな…》
《流石にやりすぎでしょトラウマになるよ》
《身近でありそうな内容だけにリアルな怖さがあるわ》
などといった批判が殺到したのだった。
「地下アイドルのオタクは、アニオタと並ぶほど厄介な人種。ライブ前には路上飲みをし、近隣をゴミだらけにした上で、ライブ中は酔っ払って大暴れ。2ショット撮影でスカートを覗いたり、メンバーにセクハラ発言・説教をぶつけたりするのも日常茶飯事です。今回のドッキリのようなストーカー行為をする奴もうじゃうじゃいて、郵便物転送の悪用や住所を特定したというニュースも定期的に聞かれます。現に今回の放送でも、DVDケースを見ただけで怯えるアイドルに対し、『シソンヌ』の長谷川忍が『嫌な予感すんだねやっぱりね…』と同情していました」(アイドルライター)
以前、怖い話として、同じような話をテレビでしていたグラビアアイドルもいた。ドッキリを行うのはいいのだが、犯罪行為を助長するような内容は避けてほしい。