篠原涼子『ウェディング・ハイ』大コケ!? バカリズム脚本に「テンポが悪い」

篠原涼子 

篠原涼子 (C)まいじつ 

俳優の篠原涼子が主演を務めるコメディー映画『ウェディング・ハイ』の公開が、3月12日より全国で始まった。笑いの鬼才・バカリズムが脚本を手掛けたということもあって期待値は高かったが、劇場に足を運んだ人からは不満の声が続出している。

同作は〝NOと言わない〟ウエディングプランナーの中越真帆(篠原)が、石川彰人(中村倫也)と新田遥(関水渚)の結婚式を成功させるために奮闘する姿を描いた完全オリジナルストーリー。

2人の幸せな結婚式を実現するため、スタッフと共に協力する中越の前に、スピーチに命を懸ける石川の上司・財津俊彦(高橋克実)や余興のVTRに命を懸ける相馬慎治(中尾明慶)などが現れる。そんな〝クセ〟のある参列者にめげず、中越が全力で立ち向かう痛快ウエディングコメディーだ。

「ウエディングプランナーを題材とした珍しい作品だったため、公開前の評判もまずまず。ところが公開直後、3月12日から13日までの『映画ランキング』では初登場5位(興行通信社調べ)という結果になりました。しかも公開2週目となる『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ)2021』や『余命10年』にも負け、12週目の『劇場版 呪術廻戦 0』にも惨敗。公開館数は少なくないため、純粋に人が入っていないことが分かりますね」(芸能ライター)

テンポ最悪? すべては脚本のせいなのか…

ランキングを見る限り、大コケに近い同作。実際に劇場に足を運んだ人からの評判も悪く、ネット上では、

《楽しみにしていたんだけど微妙だった。とにかくテンポがすごく悪いし、観てる方は何が面白いのかわからないギャグ多かったし…》
《ドタバタギャグを無理矢理ひとつにまとめたような話だった。笑いを取った上司のスピーチの内容もわからず、なぜ観客がウケているのかもわからず、見ているこっちはシラケるだけ》
《途中から「長いな」「まだ終わらないのかな」とばかり思ってました。30分ドラマくらいなら面白いと言っていたかもしれないけど、2時間ずっと観てるのは正直キツかった》
《そもそもメインの結婚式がなかなか始まらないし、話のテンポが悪いことに耐えられず、途中で席を立ちました》
《要素はそこそこ面白いのに、間延び感があって、やや散漫になってるのが残念》

など、厳しい意見が続出している。

シンプルなものが好まれる令和の時代に、〝ドタバタコメディー〟という古のジャンルはウケないのかもしれない。

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