『ムチャブリ』高畑充希の汚点に? 低視聴率フィニッシュで“不敗神話”崩壊

高畑充希 

高畑充希 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

3月16日、俳優・高畑充希が主演を務める連続ドラマ『ムチャブリ! わたしが社長になるなんて』(日本テレビ系)の第10話・最終回が放送された。低視聴率に終わり、ついに高畑充希神話が崩壊してしまったようだ。

出世欲ナシ、争いごとキライ、目立たず、仕事はほどほどに…。

そんなイチ社員だった高梨雛子(高畑)がある日、カリスマ社長・浅海寛人(松田翔太)のムチャブリによって、『株式会社リレーション・ゲート』の子会社社長にされてしまう。ナマイキ部下・大牙涼(志尊淳)も登場し、雛子は浅海と大牙の間で板挟みになる…というストーリーだ。

第1話の世帯平均視聴率は8.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)で、その後は7%台で推移。第9話で8.0%、第10話で8.3%と持ち直したが、終わってみれば全話平均は7.68%。コケ気味の記録で終わってしまった。

高畑充希×ベテラン脚本家が成功のコツ?

「日テレ水曜ドラマ枠の視聴率としては、かなり低い数字と言えるでしょう。また高畑個人としても、このドラマが断トツでワーストです。高畑はもともと〝高視聴率女優〟として知られ、プライム帯の連ドラ主演作品は、どれも全話平均二桁超えという記録の持ち主。同世代の若手女優がなかなか地上波で結果を残せない中で、抜きん出た存在だったのです。特に日テレ水曜ドラマ×高畑充希と言えば、これまで『過保護のカホコ』『同期のサクラ』と連続で絶好調だったので、悔いが残る結果でしょうね」(芸能記者)

しかしこれまで、高畑は周りのスタッフに恵まれていただけとの指摘も…。

「『過保護のカホコ』『同期のサクラ』の脚本家は遊川和彦氏ですし、もう1つの高視聴率主演ドラマ『にじいろカルテ』(テレビ朝日系)の脚本家も岡田惠和氏という大ベテラン。ベテラン脚本家を使えばいいという訳ではありませんが、高畑にとってそれがプラスになっていたのは事実。これからは、高畑が脚本関係なく、魅力的な演技ができるかどうかが問われていくでしょう」(同・記者)

なお、今期はちょうど遊川氏脚本の『となりのチカラ』(テレビ朝日系)、岡田氏脚本の『ファイトソング』(TBS系)が放送されていたが、どちらもコケ気味。単純な良し悪しではなく、脚本家と主演俳優の相性も重要なようだ。

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