堺雅人　（C）まいじつ　

3月26日、俳優・堺雅人主演のスペシャルドラマ『ダマせない男』（日本テレビ系）が放送された。続編をニオわせる展開に大ブーイングが起こっている。

同作の主人公である超おひとよしのサラリーマン・絹咲正（堺）は、婚活パーティーで浅香澪（門脇麦）に出会う。澪に頼まれて正は彼女の父親に会いに行くが、彼が会った相手は大手ゼネコン社長・貴島（生瀬勝久）だった。

実は澪の正体は「フレグランスの澪」という異名をもつ詐欺師。澪は貴島から5億円を騙し取ろうとしたものの失敗し、貴島の支配下にあったというのだ…。

「イントロダクションだけ見れば面白そうな作品ですが、蓋を開けてみれば、長澤まさみ主演の『コンフィデンスマンJP』（フジテレビ系）と、堺主演の『リーガル・ハイ』（フジテレビ系）をパクってつまらなくしたような作品でした。しかし、いっちょ前に最後に謎を残し、続編をニオわせていました。人気が出たらシリーズ化…とでも考えているのでしょう。LGBTQネタをぶっこんで時代に配慮している風なところを見せつけているのも興醒めです」（芸能記者）

「シリーズ化狙ったけどハズレたね」

ネット上では続編を希望する声があがっているものの、その一方で

《これは続編あるな。でもやめといたほうがいいよ、日テレさん》
《連ドラするなら、よっぽど脚本頑張らないと厳しいと思うな》
《シリーズ化狙ったけどハズレたね》
《続編やるには弱いかなぁ》
《酷すぎる脚本。1流の俳優使ってこんなにつまらないなんて、ダマされました…》
《正直、面白くなかった。これは完全に脚本が悪いなあ》

といった声があがっている。

「もしシリーズ化するならば、1話完結で毎週ヒロインが交代、堺がダマす相手に毎回惚れて、結局フラれるという流れを繰り返すのでしょう。しかしこれは、今年1月に放送されていた向井理主演のドラマ『婚活探偵』（BSテレビ東京）と全く同じテンプレ。どうあがいても結局、パクリ臭がする作品になりますね」（同・記者）

堺としても、ここまで評判の悪い作品にはもう出ることはないだろう。