商品イメージ悪化?「不快すぎる」と物議を醸したCM作品…

香取慎吾 

香取慎吾 (C)まいじつ 

企業が売り出す商品の広告として、日夜テレビなどで放送され続けるCM。しかし一歩間違えれば、企業のイメージ自体を損なってしまうことがある。その良い例が、3月21日から放送されている大手メーカー『花王』の大人気消臭柔軟剤『ハミング』のCMだ。

元『SMAP』の草彅剛がCMキャラクターを務めている「ハミング」。CMではゲストとして香取慎吾が出演し、「SMAP」時代の仲睦まじい姿をこれ見よがしに見せつけている。

しかしその仲の良さは、度が過ぎる過剰演出で台無しに。CMは、香取が草彅に後ろから抱き着いて耳元で囁くというBL的な世界観となっていた。この演出が仇となり、ネット上では、

《マジでゾワっとする》
《ノリがスマスマの頃のまま》
《このCMすごく苦手でゾワゾワする》

などの酷評が続出している。

また〝ハンカチ王子〟こと斎藤佑樹氏が出演する『ユニクロ』のCMも、「ハミング」と同様に酷評が。3月7日から放送されたCMにて、斎藤氏は同社キャラクターを務める綾瀬はるかと共演している。

キャッチボールをするといった内容のCMだが、お世辞にも現役時代に結果を残したとはいえないだけに、《実績0でCM出演オファーが来る男》《まるですごい選手みたい!》などと皮肉をいわれてしまった。

兎に角“インパクト”重視な駄作CMたち

大手ハンバーガーチェーン『モスバーガー』が、ネット限定で配信したCMも大炎上。同社の公式YouTubeチャンネルにアップされ、お笑いコンビ『トム・ブラウン』が主演を務めていた。

内容は『「超合体漫才」篇』と題し、目まぐるしい映像の入れ替わりで、ネットスラングノリを押し付けてくる異常なものだった。当然受け入れられず、《イタすぎる》と非難が殺到。この非難がきっかけか元から期間限定だったのか、公式チャンネルから該当のCMは消えることとなった。

そして最後にご紹介するのは、今年1月から『ユーキャン』が放送している俳優・杏を起用したCM。今回のCMでは、杏が『Mr.Children』の名曲『星になれたら』をギターで弾き語りする内容となっている。もちろんファンは彼女の歌声に絶賛の声を上げていたが、一方で拒絶反応が表れる人もいて、

《聞いててゾワゾワする》
《「私歌うまいでしょ?」って感じで歌ってるのがいやだ》

など、厳しい評価を下されていた。

もはや正解が分からないCM業界。視聴者やネットユーザーたちの厳しい意見にもめげず、いくら叩かれても負けじとCMを生み出してほしい。

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