上野樹里『じぞ恋』“現代の結婚観”描くはずが…「昔の少女漫画みたい」

上野樹里 

上野樹里 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

5月10日、上野樹里の主演ドラマ『持続可能な恋ですか? ~父と娘の結婚行進曲~』(TBS系)第3話が放送された。味気ないストーリー展開に、視聴者からため息が漏れている。

ヨガインストラクターとして働く主人公・沢田杏花(上野)は、辞書編纂者の父・林太郎(松重豊)と2人暮らし。

2年前に妻に先立たれた林太郎と共に、2人で婚活にチャレンジすることに。

突如始まった〝ダブル婚活〟をきっかけに、「誰かと共に生きること」を一生懸命に考える娘と、「第二の人生」へと向かう父の奮闘を描く、オリジナルラブストーリーだ。

「〝現代の結婚観を描く〟と宣伝し、『これが新しい価値観です~』と主張している同作。しかしそもそも、〝現代の結婚観を描く〟という設定がもう古い。このドラマが放送されているTBS火曜ドラマ枠だけでも、『逃げるは恥だが役に立つ』に始まり、『カンナさーん!』『義母と娘のブルース』『私の家政夫ナギサさん』『婚姻届に判を捺しただけですが』など、一体何回同じようなストーリーを繰り返しているのか…。しかも今作に至っては、お相手役の田中圭がシングルファザーという設定以外は、すべて普通の無味無臭なラブストーリー。どこに〝現代の結婚観〟があるのか謎です。そもそもシングルファザーの描き方もテンプレで、皆が想像する通り。裏切りはゼロですから」(芸能記者)

「90年代のベタドラマとか昔の少女漫画みたい」

一応、第1話で杏花が〝条件が一致する〟という理由で交際を申し込むような姿があったが、それは6年前の『逃げ恥』でも昨年の『婚姻届に判を捺しただけですが』でもやっていたこと。ネット上では

《ベタな展開》
《王道展開》
《だんだん普通のドラマになってきた》
《ジェットコースターな展開はない》
《90年代のベタドラマとか昔の少女漫画みたい》

といった声が上がっている。

いっそ、コテコテに古臭い展開にする方が、一周回って新しくなりそうだ。

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