『ラブライブ!ニジガク』栞子にスクールアイドルハラスメント!? 説得の圧が強すぎ…

『ラブライブ!ニジガク』栞子にスクールアイドルハラスメント!? 説得の圧が強すぎ…

『ラブライブ!ニジガク』栞子にスクールアイドルハラスメント!? 説得の圧が強すぎ… (C)PIXTA

アニメ『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』2期の第7話では、三船栞子という1年生のキャラクターがスクールアイドルになることを決心。しかし同好会メンバーによる説得シーンに関して、「圧が強い」と感じた視聴者も少なくなかったようだ。

スクールアイドルの夢を諦めた栞子

栞子はゲームアプリ『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル ALL STARS』(スクスタ)のメインストーリーで、炎上してしまったキャラクターの1人。アプリの栞子は優木せつ菜(=中川菜々)から生徒会長の座を奪ったり、同好会の活動を妨害したりと、損な役回りを強いられていた。

しかしアニメ版の栞子は、生徒会長でありながらスクールアイドルとして活動するせつ菜を認めるなど、同好会とは敵対しないキャラクターに。《ゲームと性格が違う》といった声も聞こえてくるが、根本的な部分は踏襲しているようだ。

2期第7話で描かれたのは、そんな栞子がスクールアイドルになることを決心する物語。彼女はもともとスクールアイドルに憧れていたが、自分には「適性がない」という理由で諦め、サポートに徹していた。

その背景には、高校時代にスクールアイドルだった姉・三船薫子の存在が。「ラブライブ!」予選落ちで悔し涙を流していた薫子を見て、栞子は「姉にはスクールアイドルの適性がなかったのでしょう」と思い、「私は自分の適性を最大限発揮できる生き方をしたい」と考えるようになったという。

10対1の説得シーンの“圧”

「適性」という考え方に縛られ、夢を諦めていた栞子だったが、そんな彼女を同好会メンバーが説得。また、姉の薫子が予選落ちした過去について、「確かにあの時は悔しかった」「でも今ではやってよかったって思ってる」と打ち明け、栞子は夢を追いかけることを決める。

最後は栞子が新曲『EMOTION』を歌ってハッピーエンド。これまで通り「スクスタ」の要素を踏襲しつつ、ギスギスさせないストーリーにファンは大満足したようだ。

しかし、栞子に夢をあきらめないよう説得するシーンでは、同好会に所属する10人全員が勢揃いしており、まるで10対1で言いくるめているようにも見えたらしい。視聴者からは、《栞子ちゃん1人に総出はちょっと圧ある絵面だった》《同好会全員で栞子を説得するシーンは圧が強くて、もうちょっと自然な感じで良くない?とは思った》《「夢をちょっとでも諦めようとしてるやつは許さねえー!」みたいな作品の善性の圧がちょっと怖いところあるよ》《数で圧かけてるみたいでなんだかなぁ》《これもうスクールアイドルハラスメントだろ》といった声が上がっていた。

「スクスタ」とは違った、“誰も敵にならないストーリー”にしようという気概を感じるアニメ第2期。とはいえ行き過ぎた優しさは、それはそれで“圧”のある描写になってしまうかもしれない…。

文=「まいじつエンタ」編集部

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Khosro / PIXTA