明石家さんまと爆問・太田の明暗クッキリ! 上島竜兵さん追悼コメントに賛否

太田光 

太田光 (C)まいじつ 

5月11日に飛び込んできた、お笑いトリオ『ダチョウ倶楽部』上島竜兵さんの訃報。続々と上島さんを悼む声が届いているが、コメントから垣間見える芸人の人柄に注目が集まっているようだ。

61歳で逝去した上島さんの芸人仲間としてコメントに注目が集まったのは、大御所の明石家さんま。さんまは5月14日放送の『ヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)で、上島さんへの追悼コメントを述べた。

さんまは上島さんについて「色々思い出もあるんで、堪えた。咄嗟的やと思うねんけども。奥さん、仲間も今まで助け合ってきた人のことも、ポンと忘れてしまったんやろなあ」と嘆いた。さらに「好きな芸人が、いちばん嫌いな死に方をしたから、ちょっと腹が立ってるというのは事実です」と、率直な気持ちを口に出している。

さんまのコメントに対してリスナーからは、

《流石さんま、というコメント》
《やたらいい人だったと持ち上げすぎるよりは、怒る方が良いのかもしれないな》
《腹が立っているって正直な気持ちを言ってくれて、こちらも共感できた》
《こういう話し方をされるとさんまさんと上島さんの絡みとか思い出しちゃうよね、泣けてくる…》

など、共感の声が数多く寄せられていた。

さんまの好感度が上がった一方で…

一方でネット民の批判を買ってしまったのは、『爆笑問題』太田光。15日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)で上島さんへの思いを語ったのち、「この状況に時間をかけて慣れるしかないのかなって」と俯いた。続けて「こう言っちゃなんだけど、いま生きている人が大事」と前置きし、「芸人は先に死んだやつは負けですから。何言われても、どう言われてもしょうがないんですから、死んじゃっているんだから」とコメントしている。

さんまと同様に率直な感想を漏らした太田だったが、ネット上では、

《負けってなんなん》
《太田は「やつ」だの「負け」だの、マイナスな言葉ばっかり使うなあ》
《心にグッとくる言葉で弔おうとしたけど、滑っただけ感》
《まあこいつが尖ったことを言おうとして滑ってるのは、今に始まったことではないから…》
《他の人の発言だったら印象変わるのかもしれないけど、太田だからなあ。人格に対する信頼がなさすぎる》

などの批判が殺到。さんまとの好感度の差が明確に出る形となってしまった。

「太田と上島さんは、『太田プロダクション』で事務所が一緒だった時期がありました。当時はお互いにライバル意識をむき出しにしており、ほとんど口を利いていなかったと言います。『爆笑問題』が干され、復活した頃から話せるようになったそうで、太田は番組で共演できるようになった嬉しさを語っていました。今回の発言は、苦労を共にした〝同志〟のような感覚が蘇り、感情的になってしまったのかもしれませんね」(芸能ライター)

コメントを比べて優劣をつけたり、非難の声を浴びせたりするのはいかがなものだろうか。追悼コメントで賛否が分かれることなど、上島さんも望んではいないだろう…。

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