ジャンプ次の打ち切り2作品が確定? 不穏過ぎるフラグも浮上中

ジャンプ次の打ち切り2作品が確定? 不穏過ぎるフラグも浮上中

ジャンプ次の打ち切り2作品が確定? 不穏過ぎるフラグも浮上中 (C)PIXTA

『週刊少年ジャンプ』では、次から次へと人気のない作品が打ち切られていくもの。そこで現在注目を浴びているのが、『ドロンドロロン』と『地球の子』の2作品だ。いくつかの根拠によって、読者の間では“打ち切りフラグ”が囁かれている。

低迷が続く2作の掲載順

大須賀玄の「ドロンドロロン」は2021年52号、神海英雄の「地球の子」は2022年12号から掲載されている作品で、いずれも連載期間は1年にも満たない。しかし誌面での掲載順は低迷し続けており、6月27日に発売された最新号でも“ワースト2”を占めていた。

ストーリーの展開についても、打ち切りに備えて“畳み”に入っているという見方がある模様。ネット上では、《ドロンドロロンと地球の子終わりそうだな…》《地球の子とドロンドロロンが打ち切り臭がしてつらい》《地球の子期待してたんだが終わる空気だな ドロンドロロンも厳しそう》《地球がやたら巻いてるように見えるけど、ドロンももしかして宣告受けてる?》と予想する声が続出している。

ここ最近始まった新連載としては、少女が落語に挑戦するという意欲作『あかね噺』、日常系や百合などの要素を取り入れた『ルリドラゴン』などが大好評を博している。作品の入れ替わりがいつ起きるのかは不明だが、このまま変化がなければやはり“ワースト2”が有力候補となりそうだ。

また掲載順だけの問題ではなく、先日発表された「賞レース」の内容も打ち切りを予感させているという。

エントリー条件は満たしているのに…

その賞レースとは、毎年漫画好きの間で話題を呼ぶ『次にくるマンガ大賞2022』。6月24日に今年のノミネート作品が発表されたのだが、「ドロンドロロン」と「地球の子」の名前がなかったのだ。

エントリーの条件としては、コミックス5巻以内、または連載開始が2021年1月1日以降の作品といったもの。ノミネート作品は一般投票によって選ばれる仕組みで、「ジャンプ」本誌からは『あかね噺』『ウィッチウォッチ』『高校生家族』『すごいスマホ』『PPPPPP』の5作が選出されている。

しかし「ドロンドロロン」と「地球の子」は、エントリー条件を満たしているにもかかわらず、選ばれていない。残念ながら、ファンの支持が足りなかったということだろうか…。

ただ、「次にくるマンガ大賞」は短い投票期間内の人気が反映されるため、作品の伸びしろを予測できないという側面も。一世を風靡したあの『鬼滅の刃』ですら、初期は伸び悩んでいたためか、ノミネートされていなかった。逆に、2020年度に1位を獲得した『アンデッドアンラック』は、今や掲載順が後方に押しやられている状況だ。

ここから盛り返してヒット作になることも不可能ではないため、奇跡の大逆転を期待したいところだ。

文=野木

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