トトロがサツキを“助けた理由”は? 宮崎駿の見解に「ここ数年で一番の衝撃」

宮崎駿 

宮崎駿 (C)Denis Makarenko / Shutterstock

8月19日の『金曜ロードショー』(日本テレビ系)にて、名作ジブリ映画『となりのトトロ』が放送された。番組公式ツイッターの解説が話題になっている。

夏休みに家族みんなで楽しめる、原作・脚本・監督、宮崎駿の名作ファンタジー「となりのトトロ」。

何度見ても、新鮮な驚きと楽しさを届けてくれる夏にピッタリの珠玉の名作は、18回目の放送にもかかわらず、世帯平均視聴率13.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と高視聴率をマーク。SNSでも大反響だった。

そして今回、番組放送中に番組公式ツイッター「アンク@金曜ロードショー公式」がシーンの解説を行なっていたため、こちらも話題に。《サツキは小学6年生。初期段階では小学4年生の設定でしたが、あまりにもしっかり者すぎるということで年齢が引き上げられました》《監督が最初に思いついたのは「バス停でバスを待っていたらオバケがやってきた」という光景。当初は主人公の女の子は1人だけの設定でした》《12本の足で風と共に走り去るネコバス。トトロたちの移動手段として活躍している彼は、宮崎駿監督が「トトロ」の為に描きためいたスケッチの初期段階から存在していました。監督の裏設定では、彼らは「昔はただの化け猫だったけど、バスを見て面白いと思ったから真似をした」のだとか》といったことが挙げられていく。

「単純にサツキをカワイイと思ったから」

そして最も反響を集めたツイートは《トトロには深い考えがあるわけではなく、単純にサツキをカワイイと思ったから助けてあげることにした。そしてメイがすぐそこにいるのはわかっているからネコバスを呼んであげた、ただそれだけなのだと宮崎駿監督》という裏話。

これにネット上では

《若い子に優しいおじさん…》
《それはそれで神様の気まぐれって感じで良い》
《私達人間が困ってる仔犬みて可愛いと感じるのに似てる》
《ちょっとスケベな顔をしてた気がしたんだけど、あながち間違いではなかったのか》
《ここ数年で一番の衝撃》

といった声があがっている。

「となりのトトロ」には様々な都市伝説があり、〝トトロが実は死神〟なんてものも有名。公式にその説が否定されるきっかけになったかもしれない。

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