7月2日の『土曜プレミアム』(フジテレビ系)では、不朽の名作映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のリマスター版が地上波初放送された。美しい映像に加え、なんと今回は〝粋な演出〟もあったようで、視聴者から絶賛の声が続出している。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」は、主人公の高校生・マーティ(マイケル・J・フォックス)が過去へタイムスリップするSFアドベンチャー映画。近所に住む〝ドク〟こと科学者のエメット・ブラウン(クリストファー・ロイド)が、愛車のデロリアンを改造してタイムマシンを開発するのだが、実験を手伝っていたマーティが誤作動で1955年に飛ばされてしまう。マーティは元の時代に戻るべく、過去のドクと共に奮闘するのだった。
\超高画質・最新リマスター版 地上波初放送/
『#バック・トゥ・ザ・フューチャー 』「土曜日の夜きっと君を
未来の世界へ戻してやる❕」by #ドク7⃣月2⃣日 よる9⃣時~
3⃣週連続 #バックトゥザフューチャー祭り#BTTF #デロリアン#フジテレビ #土曜プレミアム— 【公式】フジテレビムービー (@fujitv_movie) June 30, 2022
同作の終盤には、タイムマシンを作動させるため、22時4分に時計台へ落ちる雷の電力を利用するシーンがある。この雷が落ちる瞬間のシーンを、フジテレビは23時4分ぴったりに放送。1時間遅れではあるが、作品とリアルタイムの時間を合わせるような演出をしていたのだ。
映画の地上波放送はフジテレビに軍配?
映画の世界を現実でも体感できるような粋な演出に、視聴者は大興奮。ネット上は、
《23時4分に合わせるためにCMいれてたのか。マジでスゴいな》
《リアル時間も23時4分に、デロリアンが突入されるように尺調整されてて笑った。やればできるじゃんフジテレビ! 諸々カットしてた日テレは…》
《フジテレビもしかして22時4分にタイムトラベルするシーンを、23時4分に持ってこれるようにCMで調整した? だったら凄すぎる!》
《リアル時間の23時4分に雷落としてて、フジテレビすごい》
《「11時4分」にめっちゃ感動しました! 心から映画好きな人が放送してるんだなって泣けてきた。CMしつこいとか問題はあるけど。それを超える仕掛けに感動。ありがとうございました!》
などと絶賛する声が相次いでいる。
「地上波での映画放送は、基本的に視聴者の反感を買うことばかり。例えば日本テレビ系の『金曜ロードショー』は、本編カットやエンディングカットばかりで《映画を楽しめない》など、度々批判を集めています。フジテレビでの映画放送も、《CMが多い》などの不満が上がることが多いのですが、今回は凝った演出で映画ファンを魅了していましたね」(芸能ライター)
映画ファンがグッとくる演出を、今後も期待したい。