『バック・トゥ・ザ・フューチャー』地上波放送“23時4分”の演出に称賛!

マイケル・J・フォックス 

マイケル・J・フォックス (C)Featureflash Photo Agency / Shutterstock

7月2日の『土曜プレミアム』(フジテレビ系)では、不朽の名作映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のリマスター版が地上波初放送された。美しい映像に加え、なんと今回は〝粋な演出〟もあったようで、視聴者から絶賛の声が続出している。

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」は、主人公の高校生・マーティ(マイケル・J・フォックス)が過去へタイムスリップするSFアドベンチャー映画。近所に住む〝ドク〟こと科学者のエメット・ブラウン(クリストファー・ロイド)が、愛車のデロリアンを改造してタイムマシンを開発するのだが、実験を手伝っていたマーティが誤作動で1955年に飛ばされてしまう。マーティは元の時代に戻るべく、過去のドクと共に奮闘するのだった。

同作の終盤には、タイムマシンを作動させるため、22時4分に時計台へ落ちる雷の電力を利用するシーンがある。この雷が落ちる瞬間のシーンを、フジテレビは23時4分ぴったりに放送。1時間遅れではあるが、作品とリアルタイムの時間を合わせるような演出をしていたのだ。

映画の地上波放送はフジテレビに軍配?

映画の世界を現実でも体感できるような粋な演出に、視聴者は大興奮。ネット上は、

《23時4分に合わせるためにCMいれてたのか。マジでスゴいな》
《リアル時間も23時4分に、デロリアンが突入されるように尺調整されてて笑った。やればできるじゃんフジテレビ! 諸々カットしてた日テレは…》
《フジテレビもしかして22時4分にタイムトラベルするシーンを、23時4分に持ってこれるようにCMで調整した? だったら凄すぎる!》
《リアル時間の23時4分に雷落としてて、フジテレビすごい》
《「11時4分」にめっちゃ感動しました! 心から映画好きな人が放送してるんだなって泣けてきた。CMしつこいとか問題はあるけど。それを超える仕掛けに感動。ありがとうございました!》

などと絶賛する声が相次いでいる。

「地上波での映画放送は、基本的に視聴者の反感を買うことばかり。例えば日本テレビ系の『金曜ロードショー』は、本編カットやエンディングカットばかりで《映画を楽しめない》など、度々批判を集めています。フジテレビでの映画放送も、《CMが多い》などの不満が上がることが多いのですが、今回は凝った演出で映画ファンを魅了していましたね」(芸能ライター)

映画ファンがグッとくる演出を、今後も期待したい。

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