夏の定番ソングが世代交代? サザン、TUBEより人気の意外なアーティスト

(C)WAYHOME studio / Shutterstock

〝夏の定番ソング〟といえば、平成初期の時代からいつも同じ楽曲ばかりであった。しかし8月29日放送の『CDTV ライブ!ライブ!』(TBS系)で紹介されたランキングにより、着実に世代交代の波が押し寄せてきたことが明らかになった。

同日の番組では「思い出の夏ソングBEST60」と題し、3万人が選んだ夏ソングをランキング形式で発表。10位が福山雅治の『虹』、9位が『BTS』の『Permission to Dance』、8位が『キマグレン』の『LIFE』、7位が平井大の『Slow&Easy』、6位が『3代目J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE』の『花火』だった。

トップ5は、5位が『KARA』の『GO GO サマー!』、4位が『湘南乃風』の『睡蓮花』、3位が『緑黄色社会』の『Mela!』、2位が桐谷健太の『海の声』、堂々の第1位にはロックバンド『フジファブリック』の代表曲のひとつ『若者のすべて』が輝いた。

凝り固まった音楽ランキングに変化の兆し!?

「夏の定番曲といえば、『サザンオールスターズ』や『TUBE』など大物アーティストの楽曲が名を連ねていました。しかし今回のランキングで上位を独占したのは、現代の若者に人気な楽曲ばかり。もちろんランキングには『FIELD OF VIEW』の『突然』や、『DEEN』の『瞳そらさないで』といった90年代の楽曲もランクインしていましたが、トップ10には入っていませんでした。『サザン』も18位に入っていたものの、いつもより存在感はありませんでしたね」(芸能ライター)

「CDTV」の夏ソングランキングに、視聴者も仰天。特に「フジファブリック」が1位に輝き、本人たちが歌うVTRも登場したことに感激する人が多く、ネット上では、

《CDTVでフジファブリック「若者のすべて」を流す時代になったのね(涙)》
《15年の時を経て若者のすべてが1位になったよ。あー感情が凄いことになってる》
《若者のすべてをちゃんと志村で流してくれるのね…。ほんとCDTV好きだよ》
《1位がフジファブリックの「若者のすべて」って。根強い人気曲だとは知ってるけれど、どの世代にアンケートを取ってるのかね?》
《CDTVの夏歌ランキングで第1位がフジファブリックの「若者のすべて」と知り、驚きつつも嬉しい気持ちと、46位ぐらいにひっそりとランクインしていてほしかったな》

などの反響が続出している。

夏ソングを席捲していた「サザン」や「TUBE」の時代は、本当に終わってしまったのかもしれない。

【あわせて読みたい】