日本ドラマは壊滅状態? Netflix『君に届け』『忍びの家』にブーイング

三浦春馬さん 

三浦春馬さん (C)まいじつ 

2010年に実写映画化され、三浦春馬さんの代表作として語り継がれている『君に届け』。同作が2023年3月に『Netflix』オリジナル作品として、実写ドラマ化されることが発表された。色褪せない名作の実写ドラマ化だが、ファンの間ではネガティブな意見も少なくない。

〝きみとど〟こと「君に届け」は、椎名軽穂による純愛少女漫画。2006年から2007年にかけて『別冊マーガレット』で連載され、2009年にはテレビアニメが放映されている。その後、三浦さんと多部未華子のW主演で実写映画化。漫画の枠を飛び越え、アニメと実写映画どちらも高評価な作品だ。

同作の実写ドラマ化が発表されたのは、9月7日のこと。「Netflix」にて、2023年3月に配信予定だと報じられた。黒髪ロングの根暗な女子高生・黒沼爽子を南沙良が、人気者の同級生・風早翔太を鈴鹿央士が演じる。

名作は何度もリメークされ、比較される運命にあるが、ネット上では、

《ネトフリジャパンって誰も得しないマンガ実写しかしないね》
《Netflixとかいうイナゴコンテンツが君に届け穢さないで》
《幽遊白書にしろ、君に届けにしろ、ネトフリの実写キャスティングバグってないか》
《君に届けの令和版実写のキャスティングどうなってるんだってぐらい風早くんじゃなくてネトフリ解約》

といった意見が飛び交っている。

『Netflix』と日本ドラマの行く末は…

「動画配信大手の『Netflix』ですが、今年1月に株価が暴落。4月にも株が35%減の大暴落を記録し、5月には最高値の3分の1以下にまで下落しました。また、今年4~6月期(第2四半期)は会員数が約100万人も減少したとの報告が。成長を続けていた動画ストリーミングサービス神話に冷や水を浴びせました。しかし今後、配信を控えているのは、実写版『ONE PIECE』や『幽☆遊☆白書』といった作品で、爆死するとの予想がほとんど。『ストレンジャー・シングス』『イカゲーム』といった大ヒットコンテンツは持っているものの、求心力を持つコンテンツを新たに生み出せていないのです」(映画ライター)

また、9日には賀来賢人が主演と原案を手掛ける『忍びの家 House of Ninjas』が2024年に「Netflix」で独占配信されると発表された。期待の声も多いものの、

《Netflix Japanにはスピード感も無い。どんどん世界から遅れてく》
《人気ランキング上位はもう韓国ドラマだらけだな。ジャパンのドラマw》
《明るいニュースではあるけど、売り物はやっぱりニンジャしかないのか日本…》
《あまり言いたくはないが、所詮日本のNetflixなんだから大したもの出来上がらないのに、公開が2年後とかハリウッド映画並のスケジュールなのが鼻につく》

といった意見も散見される。

これまでに日本からは『全裸監督』や『浅草キッド』、『火花』、『Jimmy~アホみたいなホンマの話~』などのドラマが「Netflix」で生み出されてきた。「君に届け」や「忍びの家」は、「Netflix」のピンチを救えるような作品になるのだろうか。

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