生存率50%から奇跡の復帰! ステージ4のガンから復帰した芸能人たち

小倉智昭 

小倉智昭 (C)まいじつ

日本人の死因として常に上位のがん。発見が遅れれば遅れるほど、生存率は下がってしまう。

しかし中にはステージ4の末期がんから、決死の治療と本人の生きる気持ちで復活した人も。人々に勇気や生きる希望を与えた芸能人を紹介していこう。

朝の情報番組『とくダネ!』(フジテレビ)のメインキャスターを務め、朝の顔として国民から愛された小倉智昭は2016年に膀胱がんと診断されたが、2年半ほど手術を先延ばしにして、18年に膀胱の全摘手術を経験した。

先延ばしにした理由は、膀胱の全摘出を決断できなかったため。その間は民間療法なども試したようで、本人は「遠回りした」などとコメントしている。

膀胱がんが肺にも転移しており、ステージ4と大々的に報道されていた。

ステージ4からの復帰、同じ境遇の人への希望

フジテレビの看板アナウンサーとして活躍し、2019年9月30日付でフリーアナウンサーとして転身した笠井信輔は同年の12月、ステージ4の悪性リンパ腫であると診断された。

悪性リンパ腫の発覚後は活動を休止すると同時に、ブログにて闘病生活を赤裸々に語っている。

彼の治療を頑張る姿が同じ境遇の人の希望となり、SNSでの発信も話題に。

そんな人々へ希望を与え、闘病生活にも向き合った笠井の治療は順調に進み、2020年5月に無事退院した。

さらに2022年12月22日には、抗がん剤投与のために右胸に埋め込んでいた抗がん剤注入口『CVポート』の抜去手術もブログ内で告げ、ステージ4の大病に打ち勝ったとされている。

最後にご紹介するのは、80年代のアイドルブームで一躍スターと仲間入りを果たした歌手の堀ちえみ。

彼女は2019年2月にステージ4の口腔癌(舌癌)で生存率50%と宣告され、治療に専念するために芸能活動を休止した。

そして同月には手術が始まり、11時間に及ぶ手術で舌の6割も切除。復帰後にはテレビ番組に出演し、闘病生活を「地獄だった」と明かしており、術後の生活に対する苦悩なども語っていた。

彼らの闘病がメディアで紹介されるからこそ、同様の悩みを抱える人は勇気を貰える。

そして、医療の進歩にも感謝するばかりだ。

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