WBC大谷翔平の“次の打者”の適任は? 本番は全打席敬遠の可能性も…

大谷翔平 

大谷翔平 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

日本が野球で再び世界一を獲るには、大谷翔平の〝後続〟がカギになるかもしれない。

3月6日、3日後に試合を控える野球の世界大会・WBCのため、日本代表チーム・侍ジャパンと阪神タイガースの強化試合が行われた。

すでに大きな話題になっているが、ここで期待通りの活躍を見せたのが、この日から試合に出場した大谷だ。

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「3番DHの大谷は第一打席こそ三振だったものの、第二打席では、片膝立ち・片手一本という体勢でセンターにホームラン。第三打席でもバットを折りながら特大の一発を放ち、日本中に衝撃を与えました。

このバッティングには専門家も舌を巻き、もはや大会での活躍は誰もが疑わないところです」(週刊誌記者)

しかし、その裏では、大谷の好調を後続のバッターが活かせるのかという懸念も急浮上している。

予想外な“村神様”の絶不調…

「強化試合はこれまで何度か行われていますが、ヤクルト・村上宗隆、西武・山川穂高といった、シーズン中に活躍した打者が軒並み不調に陥っているのです。野球は団体競技ですから、いくら大谷が好調でも、後のバッターが凡退してはチャンスを活かせない。

極端な話、大谷が勝負を避けられたら簡単に抑えられてしまうわけで、大谷の後を打つバッターが最大の問題にして、カギになっています」(週刊誌記者)

野球ファンからは《村上は今のままじゃ絶対だめ》《大谷に気後れしない精神力の強いやつやないと》《今のままじゃ本番全打席敬遠される》《理想は吉田、岡本やけど多分、村上固定やろ 今日の大谷見て自分打てなきゃヤバいことに気付いたやろうけど、メンタル含めて調子戻るかね》といった声が。

元メジャーリーガーでワールドシリーズ胴上げ投手になった上原浩治氏も、ツイッターに《大谷選手の後の打者がポイントになるかなぁ》と投稿するなど、大谷の後ろが課題だと見られている。

「シーズン中の活躍を見るとヤクルト・村上一択なのですが、彼は代表で結果を残せておらず、厳しい成績が続いている。となると、2年連続首位打者にして、強化試合でもそれなりに結果を出せている吉田正尚が適任では」(週刊誌記者)

大幅に打順を入れ替える作戦も考えられるが、いずれにせよ、オーダーは大谷中心に構築されるだろう。

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