西武ライオンズの戦犯は松井稼頭央監督! “暴走戦術”での自滅にファンイライラ

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今シーズンから埼玉西武ライオンズの監督に就任した松井稼頭央が、ファンからその手腕を疑問視されている。

「6月11日現在で、西武はパ・リーグ5位と低迷中。6位・楽天とのゲーム差はなしで、最下位争いを繰り広げている惨状です。昨年は3位でAクラスだったのですから、監督の采配が責められても仕方ないでしょう」(週刊誌記者)

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11日の試合でも、セ・リーグ5位のヤクルトに2-3で敗戦。今年から先発に転向し、ここまで1敗とローテの柱になっている平良海馬をもってしても勝てなかった。

「この試合のように、今シーズンの西武は得点力に欠け、〝山賊〟と言われたかつての打線は見る影もない。得点数はリーグワースト、チーム打率も2割2分台と、とにかく元気がありません」(同・記者)

打撃不調の裏にあると言われているのが、チームが今シーズン掲げたスローガン「走魂」だ。

暴走だらけの機動力野球にファンはイライラ

「現役時代、何度も盗塁王を獲得した俊足で知られた松井監督なだけに、目指すのは機動力野球。それだけにチームの方針も走塁重視なのですが、こうも打撃がおざなりでは意味がありません。その機動力も〝暴走〟に近く、9日の試合は盗塁死2つ、牽制死2つの4走塁死。翌日も、2回に三盗失敗で自らチャンスを潰していますし、やたらと走らせる采配が完全に仇になっています」(同)

こうした方針にファンは苛立ちを隠せない。ネット上には《たぶん勝つことを目的にしていない》《ベンチワークで負ける試合が多すぎる》《松井稼頭央はもう少しネット裏から野球を見て勉強した方がいい》《強いチームはベンチがしっかりしてる》など、厳しい言葉が躍っている。

「今シーズン、開幕前からレギュラー確約だった主力は、山川穂高、源田壮亮、外崎修汰の3名のみ。しかし、山川は強制わいせつ致傷の容疑で実質謹慎、源田はWBCの怪我で出遅れ、そもそも選手層が厚いとはいえません。これでは、よほどの名将でもない限り勝つのは厳しいでしょう」(同)

まだ松井監督は就任1年目のため、来シーズン以降の飛躍に期待したい。

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