映画『バービー』公開前から大炎上!“原爆騒動”で高畑充希に思わぬ流れ弾

高畑充希 

高畑充希 (C)まいじつ

アメリカの映画『バービー』公式X(旧ツイッター)アカウントによる原爆関連ツイートが、日本国内で大炎上している。

抗議のハッシュタグがSNS上に溢れかえるほどの大騒動となり、思わぬ人物にまで被害が及んでしまった。

コトの発端は、クリストファー・ノーラン監督の最新作『オッペンハイマー』と映画「バービー」のミーム画像。オッペンハイマーは〝原爆の父〟とよばれるアメリカの理論物理学者で、いま海外では両作品を掛け合わせたミーム画像が「#Barbenheimer」というハッシュタグとともにネット上で流行している。

【関連】コムドット、登録者数13万人減 炎上商法に限界の兆し ほか

これに映画「バービー」のアメリカ公式アカウントがリプライしたことで、批判が集まっているのだ。

一部のリプライは削除されているが、きのこ雲を背景にはしゃぐバービーと、彼女を抱えるオッペンハイマーのファンアートに、公式アカウントが《It’s going to be a summer to remember》(忘れられない夏になりそう)とハートマーク付きで反応している。

さらにバービーの髪をきのこ雲に加工した画像には、《This Ken is a stylist》(ケンはスタイリストだね)と返信し、爆発の前で笑顔を見せているバービーとケンの画像には、《We’re always thinking PINK》(私たちはいつもピンクのことを考えているよ)とコメントを添えていた。

原爆騒動で高畑充希に流れ弾

一連の投稿に日本国内では「#NoBarbenheimer」のハッシュタグで抗議。ワーナーブラザースジャパンは7月31日、今回の騒動について謝罪を表明した。

米ワーナーも8月1日、「ワーナー・ブラザースは先の配慮に欠けたソーシャルメディアへの投稿を遺憾に思っております。スタジオより深くお詫び申し上げます」と声明文を発表したが…。

「どちらの映画もアメリカでは公開済みで、7月31日に発表された全米映画ランキングでは『バービー』と『オッペンハイマー』が1位と2位を飾っていました。『バービー』の週末3日間の興行収入は約218億円に達し、2023年に公開された映画の中でNo.1となるロケットスタートを記録しています。

日本での公開時期は『オッペンハイマー』は未定ですが、『バービー』は8月11日に公開されることが決まっています。ただ今回の騒動でかなり批判されているので、大ヒットは難しいかもしれません」(映画ライター)

「バービー」の公開に先駆けて、8月2日にジャパンプレミア試写会が開催される。当日はグレタ・ガーウィグ監督とプロデューサーのデイヴィッド・ヘイマン、さらに日本語吹き替えを担当した高畑充希が登壇する予定だ。

高畑は思わぬ流れ弾を喰らった形だが、「バービー」へのバッシングが続けば、他の仕事にも影響が出るかもしれない。

【あわせて読みたい】