『ウソ婚』深夜ドラマで異例のヒット! 菊池風磨&長濱ねるの演技が好評

長濱ねる 

長濱ねる  (C)まいじつ

『Sexy Zone』の菊池風磨が主演、元『欅坂46』の長濱ねるがヒロインを務めるドラマ『ウソ婚』(フジテレビ系)が好評だ。

見逃し配信で異例の再生回数をたたき出し、世帯視聴率も回を追うごとに右肩上がりを続けている。30分枠の深夜ドラマにもかかわらず、なぜ世間から注目されているのか。

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原作は『姉フレンド』で連載中の同名漫画。平凡&素朴な派遣女子・千堂八重(長濱)が、超モテ敏腕建築士・夏目匠(菊池)の〝ウソの結婚相手〟を務めるラブコメディーだ。

「回を重ねるごとに平均世帯視聴率が上昇しています。23時放送ながら、初回2.9%(関東地区、ビデオリサーチ調べ、以下同)、2話3.0%、第3話3.2%を記録しました。

同じ時間帯に放送された前期のフジテレビ系ドラマ『ホスト相続しちゃいました』は、初回2.5%で、それ以降は1.9~2.7%。『ホストーー』が越えられなかった3.0%台の壁を2話で越えています」(ドラマライター)

『TVer』の総合ランキングでも、常に上位にランクイン。ビデオリサーチが算出したデータによると、第2話の見逃し配信が210万回再生を突破したという。この数字は民放23時以降に放送される連続ドラマとしては初の記録であり、もはや今期の覇権ドラマ候補と呼ばれるほどの人気だ。

『ウソ婚』大好評のワケは?

なぜ「ウソ婚」は、ここまで視聴者を惹きつけるのか。その理由の一つに、キャスティングが挙げられる。

「菊池が演じる匠は仕事ができる、異性にモテる、怖いものなしの俺様イケメン建築士。しかし、八重のことが大好きなあまり、たびたび奇行に走ることも。八重が〝ウソ妻〟デビューに向けて背伸びする姿を見て、『くっそかわいい!』と心の声が漏れてしまうなど、お茶目な一面を見せてくれます。

菊池は、普段から『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』(フジテレビ系)や『ニノさん』(日本テレビ系)などのバラエティー番組でも見せる〝素のおちゃらけたキャラ〟がコメディーチックな匠にマッチしているのです。

対して八重は、普段はぽわんとしていながらも〝誰も傷つけない〟という考えを持つヒロイン。長濱自身もおっとりとしている一方で、内には芯の強さを秘めており、その素質を買われて『news zero』(日本テレビ系)では6月の金曜パーソナリティーに抜擢されています。

この2人をメインに据えた見事なキャスティングが功を奏したのでしょう」(同・ライター)

「ウソ婚」は30分ドラマなので、1時間ドラマよりも比較的見やすい。放送後はハッシュタグ「#ウソ婚」が常にSNSでトレンド入りするなど、大きな話題になっているため、評判を聞いてドラマに関心を持った人も追いつきやすい。

菊池と長濱には今後も役者仕事のオファーが殺到しそうだ。

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