AKB48がVTuberに完全敗北…! 時代は“画面越しで会えるアイドル”へ

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AKB48  (C)まいじつ

VTuberグループ『ホロライブ』のバーチャルユーチューバー・さくらみこが、8月1日に活動5周年を迎え、YouTubeで記念ライブを開催。AKB48の大ヒット曲『ポニーテールとシュシュ』を披露し、本家以上の盛り上がりを見せた。

夏らしい衣装を身にまとったさくらみこは、きらびやかなステージの上で「ポニーテールとシュシュ」を熱唱。同じくホロライブに所属する桃鈴ねねや風真いろはをバックに従え、可愛らしい振り付けも披露している。

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さくらみこが歌う「ポニーテールとシュシュ」は、X(旧ツイッター)のトレンドを飾るほど大盛り上がり。同時接続者数は14~15万人を記録し、コメント欄には絶賛の声が飛び交っていた。

一方で本家のAKB48は苦戦を強いられている。

AKB48が歩んでいる苦難の道

2012年の前田敦子卒業公演のライブ配信視聴は215万回、最大接続者数27万人を記録していたが、それから10年以上が経った今の彼女たちにその勢いは全く感じられない。

今年4月に行われた18期生のお披露目生配信は、同時接続者数1万人ほどで、再生回数もおよそ17万回。ライブ配信から2日で75万回再生を記録した、さくらみこの足元にも及ばない結果となった。

「AKB48は今年2月、約14年半所属したキングレコードからユニバーサル ミュージック/EMI Recordsへ移籍しました。それに伴い、AKB48のアイデンティティーでもあったチーム制とキャプテン制が廃止されています。

移籍当初は人気復活が期待されていましたが、現状は何も変わっていません。それどころか、今年に入ってメンバーが23人も卒業を発表しており、グループの状態は最悪といえるでしょう」(アイドルライター)

現在は会いに行けるアイドルよりも、画面越しに会えるアイドルがもてはやされる時代なのだろう。VTuberアイドルグループ〝VTU48〟が結成される日も近いかもしれない。

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