溝端淳平が再評価! 新ドラマ『何曜日に生まれたの』でイメージが一変

溝端淳平 (C)まいじつ

飯豊まりえが主演を務めるドラマ『何曜日に生まれたの』(テレビ朝日系)の放送が、8月6日よりスタートした。

大人気ラノベ作家・公文竜炎役を演じる溝端淳平に対し、視聴者から絶賛の声が相次いでいる。

同ドラマは、『101回目のプロポーズ』(フジテレビ系)や『高校教師』(TBS系)などで知られる脚本家・野島伸司のオリジナル作品。サスペンスあり、ラブストーリーありの野島ワールド全開のドラマで、地上波連続ドラマはおよそ5年ぶりとなる。

物語の主人公・黒目すい(飯豊)は、高校時代の事故が原因で10年間引きこもりになってしまった27歳。

それまで売れない漫画家の父・丈治(陣内孝則)と二人きりで静かに暮らしていたが、ある日収入源であった彼の連載が打ち切りになってしまう。

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窮地に立たされた丈治が「なんでもやります」と編集担当にすがりついた結果、ラストチャンスとして持ち掛けられたのが、原作は公文が描き、作画は丈治が担当するという異色のコラボだった。

公文は「丈治の娘・すいを主人公のモデルにしたい」と打ち明けるが…。第1話はなぜこのような条件を出してきたのか、公文の狙いがわからぬまま物語が進み、脱・引きこもりの第一歩としてすいが高校の同窓会に行く姿が描かれている。

「制作発表会見で野島は、溝端が演じる公文について〝難しい〟と話していましたが、見事にアンニュイでミステリアスな役を演じきっていました。視聴者からも好評の声があがっており、大きな注目を集めています」(ドラマライター)

『どうする家康』でも絶賛の演技力

溝端は、2006年に『第19回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』でグランプリを受賞し、『生徒諸君!』(テレビ朝日系)で俳優デビュー。

その後も『花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜』(フジテレビ系)や『ブザー・ビート〜崖っぷちのヒーロー〜』(フジテレビ系)などで華々しく活躍していたものの、近ごろはドラマの出演が減少。〝あの人は今…〟状態になっていたのが正直なところだ。

その反面、溝端は舞台での仕事に注力し、演技力に磨きをかけ続けていた。その成果が如実に表れたのが、現在放送中のNHK大河ドラマ『どうする家康』だろう。作中で溝端は、今川義元の嫡男・今川氏真役を演じている。評価は上々だ。

「溝端が演じた氏真は一見好青年でありながら、その裏では偉大な父を持つがゆえの劣等感に苦しんでいるという難しい役どころでした。

そして桶狭間の戦いで父親が敗れ、家康(松本潤)にまで裏切られた際には、一気にダークサイドへ墜ちていく…。そういった苦悩や嫉妬などの感情を見事表現した彼の演技力はたちまち話題になり、過去には『Yahoo!検索ランキング』で〝溝端淳平〟がトップ10入りを果たしました。

今回の大河ドラマによって、今まで彼に抱いていたイケメン俳優という印象ががらりと変わった人というも多いのではないでしょうか」(同・ライター)

ゆっくりと演技経験を積み、再び表舞台に舞い戻ってきた溝端。「何曜日に生まれたの」では、さらに一皮剥けた演技力が見られるに違いない。

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