作家・紗倉まな“初の恋愛小説集”を振り返る「猟奇的な部分がありますねと…」

紗倉まな 

紗倉まな  (C)まいじつ

8月8日に都内で小説集『ごっこ』刊行記念スペシャルトークショーが開催された。

新鋭作家として注目を集める作家・紗倉まなが登壇し、「こじらせた恋愛」について語った。

紗倉が恋愛小説集を手掛けるのは、今回が初となる。本作に込めた想いを聞かれると、「純粋な恋愛を描いたつもりでいたら、『ホラーでした』とか『猟奇的な部分がありますね』などと、いままでとは違う感想をいただいて、ありがたい」と感謝した。

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自ら「友達が少ない」と語る紗倉は、「(周りから)経験談を聞くことは少ないですが、激しい恋愛や人生経験をしている人は多い。そういうネタやお話を提供してくれる友人がいれば」と願望を明かした。

紗倉まながこじらせてた時期

読者ターゲットに関しては、「今までは、職業柄、男性のファンの方が多かったですが、女性の方にも読んでほしいです」と明かした。

続けて、「こじらせた恋愛を経験したことがあるか?」と問われると、「あります!『ごっこ』の中に出てきますが、モラハラ気質な人と付き合って、自己肯定感を下げられることに気持ちよさを感じてました。

周りからは『自分を下げなくても』と言われてましたが、辛らつな言葉も受け止める自分は立派と思うところがあった」と振り返る。

そして、「私が普通だと思っていたことが、普通じゃないんだと気づけるようになりました」と自己分析した。

最後に、今後のテーマについて「身体のことについて書くのが好きなので、肉体を改造していく話とか、整形の話などについても書いていきたい」と笑顔を見せた。

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