松本人志　 画／彩賀ゆう　 （C）まいじつ　

松本人志と中居正広がMCを務めるトーク番組『まつもtoなかい』（フジテレビ系）に、シンガーソングライターの宇多田ヒカルが出演する。

宇多田が出演するのは8月20日放送回。フジテレビ系の番組に出演するのは実に7年ぶりで、松本との共演は15年ぶりだという。

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宇多田は2000年代に『ダウンタウン』MCの『HEY！HEY！HEY！ MUSIC CHAMP』（同系）、中居MCの『うたばん』（TBS系）によく登場していたため、往年のファンからは懐かしさに沸く声が相次いでいる。

『まつもtoなかい』は豪華ゲストの出演で知られ、初回には香取慎吾が登場。『SMAP』解散翌年の『SmaSTATION!!』（テレビ朝日系）以来となる中居との共演が話題を呼び、二桁視聴率の好発進、TVerの見逃し配信再生数は歴代番組トップを記録した。

しかし、初回が近年のテレビ史に残るほどの反響だっただけに、その後は尻すぼみを見せていく。

「その後も昭和・平成の芸能界を彩った懐かし芸能人を中心にゲストが登場しましたが、視聴率は一桁続きで、ネットの話題も集めることもできず。こうした状況での宇多田の出演は、番組の起爆剤となることが予想されます」（テレビ誌ライター）

宇多田の前週に登場したのは、バラエティー出演の珍しい大物女優・吉永小百合。吉永・宇多田の豪華リレーからも、番組の本気度が伝わるだろう。

平成スターの中居正広と松本人志は時代遅れ？

「初回以降、目立った数字を残すことができていませんでしたから、制作サイドは焦っているのでしょう。吉永・宇多田と特別感のある布陣で、再び話題を集めたいのでは」（前出・ライター）

その目立った数字が残せていない理由だが、なんと、松本と中居のせいだと言われている。

「視聴者からの意見で多いのは、MC2人にトークの引き出しがなさすぎるとの指摘。聞きたいのはゲストの話なのに、中居が松本に話を振ったり、自分たちのフィールドに話を持って来ようとするため、聞き役に徹してほしいという苦言が多い」（テレビ制作関係者）

トークの実力で中居や松本が批判されるとは、これまでのお笑い界では信じられない光景だ。

この2人が古臭く見えるほど、時代は刻一刻と変化しているのだろう。