台風を消滅させることが可能!? 『モーニングショー』で紹介された最先端技術にビックリ

羽鳥慎一 

羽鳥慎一  (C)まいじつ

台風7号が西日本を中心に、大きな被害をもたらしている。各局ニュース番組も緊急的に台風情報を伝える中、『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)の特集が話題を呼んだ。

番組は過去に甚大な被害をもたらした台風の例などを紹介し、台風7号への警戒を視聴者に促していく。

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ここまでは普通の特集だが、MCの羽鳥慎一は突如「そしてですね…」「いろいろ研究をしていると」として、台風を人工的に消滅させる〝タイフーンショット計画〟をパネルで紹介し始めた。

これは台風の目に無人飛行機で氷や水を撒き、台風の発達を抑制するというもの。また、温帯低気圧が台風へと発達する前に雨を降らせ、上昇気流の勢力を弱める手法もあるという。

実際、スタジオの東京大学大気海洋研究所・宮川知己准教授は、学生とのシミュレーションを先月に行い、台風を消すことに成功しているそうだ。実用化は難しいが、原理的には水や氷を撒けば台風を消すことができるという。

陰謀論のような技術が本当に実在した!

専門家直々に解説しているあたり、台風を消滅させる研究は本当に行われているようだ。

一方、にわかに信じがたいスケールに、視聴者からは《まだ計画進んでいたのか。大昔に漫画で見たが子供心に眉唾物だった》《マジでストームライダーの世界》《楽しそうなことしているんやね》といった反応が。

また、《思いもよらない所に影響出て余計に酷くなる可能性がある》《地道に海水温を下げて、地球の温度を一度下げる研究した方が良いのでは…》《人間中心だな。サンゴや魚の生態系は関係ないのか》など、研究に対する懸念も見られている。

「現状は平和利用だが、気象操作技術が一部実用化されているのは事実。人為的に雨を降らせる『人工降雨』は日本を含め50カ国以上で行われており、2002年、16年にはロサンゼルスで干ばつ対策として実際に使われています。2008年の北京オリンピックでは、ミサイルで雨雲を文字通り雲散霧消させる『人工消雨』を行ったと、中国気象局が発表しました」(軍事ライター)

このタイフーンショット計画は2050年の実用化を目処に研究しているとのこと。あと四半世紀以上もあるため、その頃にはもっと効率的な手法も生み出されていそうだが…。

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