なにわ男子・高橋恭平、元乃木坂46・齋藤飛鳥は客寄せパンダ? 人気漫画『マイホームヒーロー』ドラマ&映画化に大きな懸念 地上波ドラマは映画の宣伝なのか

齋藤飛鳥 

齋藤飛鳥  (C)まいじつ

人気漫画『マイホームヒーロー』の実写ドラマ化および映画化が発表された。ドラマ爆死の可能性もある中、いきなり映画化まで決まっていることに不安の声も多い。

『ヤングマガジン』で連載中の漫画『マイホームヒーロー』を、佐々木蔵之介、高橋恭平(なにわ男子)、齋藤飛鳥(元・乃木坂46)、木村多江ら豪華キャストで実写化。ドラマは10月24日よりTBS系で、映画は2024年春に公開が予定されている。

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「ドラマが放送される前に映画化を決めていて、爆死した例はいくつかある。2007年放送の堂本光一主演作『スシ王子!』(テレビ朝日系)や、2016年放送の向井理主演『神の舌を持つ男』(TBS系)ですね。ちなみに、どちらも監督は堤幸彦。大御所の堤監督にノーと言える人がいなかったのでしょう」(芸能ライター)

今回は人気漫画が原作とあって、それほど爆死はしないとみられている。しかし、それでも不安要素はあるという。2、3番手で出演する高橋と齋藤の〝アイドルコンビ〟だ。

日曜劇場と月9でヒットのトレンド

「原作ファンからはアイドルの2人を起用することに反発する声があがっています。しかしファンが多い2人を起用することで、最低限の興行収入や円盤売り上げが見込める。いきなり映画化まで決まった企画を通すには、この2人を起用するしかなかったのでしょう」(同・ライター)

昨今は、ドラマの続きを映画化してヒットする作品が続いている。この流れも、『マイホームヒーロー』のいきなり映画化の後押しとなったのだろう。

「今年、日曜劇場ドラマ『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(TBS系)の劇場版が、まさかの大ヒットを記録しました。ドラマの映画化は数年前からフジテレビ月9が連発。『コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-』や『コンフィデンスマンJP』が爆発的にヒットしました。

また、今年はNHKドラマの『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』も興行収入12.5億円超えのヒット。地上波ドラマを〝映画の宣伝に使う〟という手法がトレンドなのです」(同)

『マイホームヒーロー』が放送されるのは深夜枠。これまでに映画がヒットしたのはプライム帯に放送したドラマだっただけに、これは試金石となるだろう。

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