『18/40』深田恭子にバッドエンド説浮上! 2人の脚本家に“年齢差”がありすぎて作品テーマが迷走

深田恭子 

深田恭子 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

福原遥と深田恭子がW主演を務めるドラマ『18/40~ふたりなら夢も恋も~』(TBS系)では、主人公たちに困難が降りかかる。

特に、成瀬瞳子(深田)の受難だけ、やたらヘビーすぎると話題になっている。思い返せば瞳子の受難は第1話から始まった。

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恋愛を後回しにして仕事一筋で頑張ってきた瞳子は、40歳を間近でようやく婚活を始めるものの、その矢先に子宮内膜症と判断されてしまう。卵巣機能が低下していて妊娠しづらいと知らされ、病室で号泣するシーンが印象的だった。

しかし、そのことを母親の貴美子(片平なぎさ)が知るわけもなく、事あるごとに〝いい人はいないのか〟〝早く孫が見たい〟などと瞳子に結婚を急かすのだった。

そして第7話で、年下の加瀬息吹(上杉柊平)とようやく結ばれ、瞳子に久々の春が訪れたようにも思えた。しかし、8月29日放送の第8話では貴美子が乳がんであることが発覚する。

さらに会社復帰早々、社長室に呼び出され、息子の黒澤祐馬(鈴鹿央士)と仲川有栖(福原)の関係を問い詰められてしまう。しまいには「お前さ、俺は光峯綾香(嵐莉菜)と息子を結婚させたがってるの知ってるよな!?」と怒号を浴びせられていた。

瞳子がサンドバッグ状態? 脚本家が迷走か…

そもそも瞳子は、見ず知らずの有栖を助け、自分の家に住まわせているだけでなく、子育てを支援するなど、とにかく菩薩のような心の持ち主。

おかげで有栖は無事に出産を終え、父親とのわだかまりも解消できたというのに、対する瞳子はいつも不幸に見舞われている。

「脚本を担当しているのは、1995年放送のドラマ『星の金貨』(日本テレビ系)で本格脚本家としてデビューした龍居由佳里氏と、2016年に『第5回 TBS 連ドラ・シナリオ大賞』で入選した作家の木村涼子氏です。

年齢も経験値も大きく異なる2人だからこそ、年の差を超えたシスターフッド(=女性の絆)が描けると思われていたのでしょうが、実際は問題が山積み。瞳子と有栖の絆にいまいち焦点を当てられていません。

年齢差や経験値の違いが仇となり、ストーリーの落としどころを見失っているのかもしれません」(ドラマライター)

「18/40」は間もなく最終回を迎える。視聴者からは母親退場説や瞳子の不幸エンド説がささやかれているが、瞳子が報われるエンディングに期待したい。

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