『VIVANT』柚木薫(二階堂ふみ)の正体はインターポール? 謎の赤飯シーンから紐解く“日本育ちではない”説

二階堂ふみ

二階堂ふみ (C)まいじつ

ドラマ『VIVANT』(TBS系)の考察が大きな盛り上がりを見せている。8月27日に放送された第7話では、〝赤飯〟を食べるシーンが再度登場したことに、多数の視聴者が違和感を抱いていた。

同様のシーンが描かれたのは今回で2回目。第2話で警視庁公安部の野崎守(阿部寛)が、乃木憂助(堺雅人)と柚木薫(二階堂ふみ)に和食を振る舞うのだが、この際、野崎に食べたいものを聞かれた乃木が赤飯をリクエストしていた。

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好物だったからか、乃木は大絶賛だったものの、薫は赤飯を一口食べて眉をひそめる。「懐かしい、本物」と感動していたように見えたが、その後は「やっぱりダメですね、料理は」「自分は日本人なんだってつくづく思ってしまう」と〝日本人〟に対して、意味深なセリフを残していたのだ。

そして第7話で描かれたのは、薫に好意を寄せている乃木が彼女を自宅に招いて赤飯をご馳走するシーン。この際も薫は一口食べて眉をひそめ、第2話と同じような表情を浮かべていた。

「赤飯が2度も登場するのには理由があるでしょう。薫は自ら日本人であることを主張しているのに、馴染みのある赤飯になぜ拒否反応を示したのでしょうか。単に赤飯が苦手という見解もありますが、薫が日本育ちではないという説もあります。

海外では日本ほど赤飯に馴染みがない。第2話で薫が赤飯を食べた際に、水で流し込む描写もありました。第7話で薫が再度赤飯を食べたとき、『野崎さんのより美味しいです!』と発言していることから、乃木は薫が日本育ちではないと見抜き、味覚に合うように味付けを変えて赤飯をふるまったのでは」(ドラマライター)

薫の正体は医者ではなくインターポール?

赤飯以外にも、日本以外の国で生まれ育ったと思われる描写がいくつかある。

では薫が日本育ちではないとすると、どんな秘密が隠されているのだろうか。視聴者の間で囁かれているのは「薫=日本以外の国で生まれ育ったインターポール」説である。

例えば「VIVANT」の意味が明らかになる前、薫は発音を聞いてフランス語ではないかと推測していた。インターポールの本部がフランスにあることから、薫がフランス語を習得している疑惑も浮上している。

またドラマのキービジュアルには、「VIVANT」の文字に合わせて、左から別班の黒須(松坂桃李)、薫、乃木、野崎、テントのノゴーン・ベキ(役所広司)が並んでいる。

視聴者は、キャラクターの並び順と「VIVANT」の文字はそれぞれの正体を表すものではないかと考察している。

「V」の後ろに立っている黒須と乃木は「別班(〝V〟EPPAN)」、「AN」の後ろに立つ野崎は「公安(KO〝AN〟)」、「T」の後ろに立つノゴーン・ベキは「テント(〝T〟ENT)」である。

そのため「I」の後ろに立つ薫はプロフィール通り「医者(〝I〟SYA)」だと考えられてきたが、もしかすると「インターポール(〝I〟NTERPOL)」だったという真実が隠されているかもしれない。

また、作中の登場人物の部屋には、多種多様の『ルパン三世』関連グッズが登場しており、実際に『VIVANT』と『ルパン三世』のコラボグッズが販売されている。「ルパン三世」といえば、銭形警部がインターポール所属であることが有名だ。

考察が過熱しているが、果たして薫は何者なのだろうか。

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