『VIVANT』裏切り者は松坂桃李?「家族も殺された分、恨みが倍増しますね」発言に不自然ポイント

松坂桃李

松坂桃李 (C)まいじつ

8月27日放送のドラマ『VIVANT』(TBS系)第7話で、主人公・乃木憂助(堺雅人)の仲間である黒須(松坂桃李)こそが〝本物の裏切り者〟だとする新たな説が浮上した。

第7話のラスト5分で、乃木は別班の仲間を狙撃するという衝撃の行動に出た。国際テロ組織「テント」に寝返ったような雰囲気を見せていたが、彼の狙いは裏切り者を突き止めることにあったのかもしれない。

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注目されているのは、乃木や黒須が所属する別班が、テントと落ち合うシーン。待ち合わせ時間に遅刻した別班は、その理由として〝77頭のヤギが産気づいた〟と返答している。

この言葉は合言葉だったようで、テントのナンバー2であるノコル(二宮和也)は警戒を解き、乃木たちをテントメンバーとして受け入れる姿勢を見せた。

黒須は「あれが合言葉だとなんで(分かったのか)?」と乃木に質問。乃木は「(ゴミ箱に一通だけ削除された合言葉の)メールがあった」と答えた。

咄嗟の判断に別班メンバーは驚いていたものの、中でも黒須は一際驚いた表情を見せていた。

乃木の家族関係を知るような発言も

怪しい場面は他にもいくつかある。乃木が別班メンバーを襲撃した際、なぜか黒須は乃木と共にテントのアジトへ連行されていた。

他の別班メンバーはその場に取り残されており、黒須だけ不自然に連行されているため、テントの仲間なのではないかということだ。

また7話の冒頭シーンで、乃木は別班メンバーに、テントのリーダーであるノゴーン・ベキ(役所広司)が自らの父親だと告白している。ベキの過去を説明し、テロを首謀する背景を推察している場面で、黒須は「家族も殺された分、恨みが倍増しますね」と発言していた。

しかし本編中で、ベキの家族が殺された話を黒須が聞いた描写はない。もしテントの仲間だとすれば、ベキから直接家族の話を聞いた可能性があるだろう。

作中での登場が遅かった黒須は、視聴者が待ち望んでいたキャラクターである。テントの仲間として作中から退場してしまうのだろうか。

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