『VIVANT』第9話“密告映像”を送ったのは長野専務(小日向文世)なのか? パソコンに映ったメールアドレスが過去のものと一致

堺雅人 

堺雅人 画/彩賀ゆう  (C)まいじつ 

9月10日に放送されたドラマ『VIVANT』(TBS系)第9話で、テロ組織「テント」に〝密告映像〟を送りつけたのはいったい誰なのか。その答えは、送り主が使用していた〝フリーメール〟から推測できるかもしれない。

主人公の乃木憂助(堺雅人)は、「テント」のトップにして父親であるノゴーン・ベキ(役所広司)に会いたい一心で「別班」を裏切った。「テント」の一員になってから彼の活躍ぶりは目覚ましいもので、第9話では、土地の購入に必要な1千万ドルをあっという間に調達してみせた。

【関連】ノコル・二宮和也がポンコツに…『VIVANT』脚本崩壊で最終回に不安! ガバガバ要素満載でツッコミどころ増加 ほか

「テント」のなかでも一目置かれるようになった乃木だが、信頼を一気に失う致命的なピンチが訪れる。

「テント」が広大な土地を買い占めていたのは、純度99.9%のフローライト(蛍石)を独占するため。採掘すれば莫大な利益が何十年も続き、孤児たちや貧しい人々に分配されていく。それが「テント」の真の目的だったのだが、悲願達成を目の前にしてフローライトの一件が政府にバレてしまう。もちろん真っ先に疑いの目が向けられたのは乃木だ。

加えてそのタイミングで不幸にも、日本にいる「テント」のモニターから、乃木が別班を裏切っていないことを裏付ける密告映像が届く。この映像が決定打となり、乃木は〝裏切り者〟の烙印を押されてしまい、絶体絶命のピンチに見舞われるのだった。

長野利彦に浮上した数々の不審な点

情報をリークした「テント」のモニターとはいったい誰なのか。その正体については今のところ明らかになっていないものの、視聴者の間ではある人物が怪しいともっぱらのウワサだ。

「密告映像のメールを受信した際、『テント』のパソコンに一瞬だけ〝Jmail 1 message〟と表示されました。物語を遡ると、同じJmailのアドレスを使っていた人物にたどり着きます。

その人物とは、『丸菱商事』の専務・長野利彦(小日向文世)。彼は『丸菱商事』の財務部に所属する太田梨歩(飯沼愛)と不倫関係にあり、かつて〝Jmail〟のアドレスで頻繁に連絡をとっていたのです。

その際に使われていたメールアドレスはfox.777@jmail.conでした。この『fox』には〝海上保安庁情報調査室〟の意味もあるそうで、長野は『テント』のモニターと海上保安庁の二重スパイではないかと囁かれています」(ドラマライター)

過去、長野の経歴が暴かれた際、1985年4月~1987年3月が更生施設に入所していた〝空白の2年間〟だったため、まだ謎がありそうだと話題になっていた。

次回の最終回で「テント」のモニターが誰なのか、解明されることだろう。

【あわせて読みたい】