辞めジャニ軍団『TOBE』の広告起用に反発!『IMP.』の広告キャンペーンが物議「そこで興行を得るのはいいのか」

滝沢秀明 

滝沢秀明 画/彩賀ゆう  (C)まいじつ 

創業者・ジャニー喜多川氏の性加害問題を理由に、広告契約をはじめ、ジャニーズ事務所所属タレントたちの仕事に支障が出ている。一方、かつてのジャニーズ所属タレントは無風で、〝移籍していればOK〟という風潮に疑問の声も多い。

「現状、業界の動きを見ると〝ジャニーズ事務所所属でなければ無関係〟といった空気。かつてジャニーズJr.のマネジメントをしていた飯島三智氏や、タレント時代からJr.のプロデュースを行い、引退後にJr.専門の子会社を立ち上げた滝沢秀明氏は〝お咎めなし〟になっています」(スポーツ紙記者)

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これを示す象徴的な動きは広告だ。各社はジャニーズ事務所所属タレントとの契約を続々と見直しているが、滝沢氏が社長を務める事務所TOBEをめぐっては、9月14日、7人組グループ『IMP.』がABC-MARTのキャンペーンに抜擢された。

動画サイトや公式SNSではCMも公開されており、性加害問題の影響を受けていないことが分かる。

「会社出て名前を変えれば解決になってしまう」

しかし「IMP.」は、今年5月までジャニーズ事務所に所属し、そのままTOBEに移籍してきたグループ。5月といえば、性加害問題に火を点けたイギリスBBCのドキュメントが放送された後であり、無関係と白を切るのはいささか疑問が残る。

ネット上にも《会社出て名前を変えれば解決になってしまう》《TOBE社長は性加害疑惑のJr.筆頭でジャニーさんの右腕であり、Jr.会社の元社長》《元も現もジャニーさんが生きてた時代に内部にいたんだから変わんないよ》《滝沢秀明はジャニーズが行ってきた事全て知ってる人だよ。ジャニーズ事務所の幹部の人間が別会社作って、そこで興行を得るのはいいのか》といった反応は多い。

「一連の問題は事務所の設立時からと指摘されている長年の問題なわけで、滝沢氏や飯島氏のように、Jr.を担当していた幹部クラスが無関係を決め込むのは、責任の放棄にほかならない。広告業界やマスコミの〝現段階で所属していなければセーフ〟という扱いも単純が過ぎるし、これでは安直な解体や移籍・改名ラッシュが起きるだけで、反省や全容解明には繋がりません」(フリージャーナリスト)

オウム真理教から分派したアレフやひかりの輪は、現在も公安の監視対象になっている。

中身は組織を引き継いでいるのに、名前さえ変えれば問題解決というのは〝臭い物に蓋〟ではないか。

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