画／彩賀ゆう （C）まいじつ

ジャニーズの若き看板タレント、『Snow Man』目黒蓮が大ピンチに陥っている。今後数年は〝一強〟と見られていた目黒だが、一瞬にして雲行きが怪しくなっているようだ。

「当然ながら、理由の一つにジャニーズ事務所の性加害問題があります。広告契約が続々と打ち切られたり、テレビ出演の見合わせまで起こるなど、ジャニーズタレント全員が窮地に立たされています。

もちろん目黒も例外ではなく、せっかくピークに達していた勢いが台無しに。既にブレークはしていたが、〝特大ブレーク〟のチャンスは逃しましたね」（芸能記者）

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くわえて目黒は、今期出演した主演ドラマ『トリリオンゲーム』（TBS系）が大爆死をした。

「目黒にとって、民放プライム帯初の連ドラ主演だったのですが、同作はTBS金曜ドラマ枠の最低視聴率を更新することほぼ確実の大コケ。

その原因が、目黒のわざとらしい陽キャ演技ともされていますので、目黒にとってこれはかなり痛い。『silent』（フジテレビ系）で得た評価も失いましたね」（同・記者）

スーパースター平野紫耀に時代が味方

そんな目黒と対照的なのが、『TOBE』所属の平野紫耀。彼には今、ハリケーン級の追い風が吹いている。

「ジャニーズをやめたことで地上波出禁状態の平野でしたが、先日行われたジャニーズ記者会見で、〝辞めジャニ〟に対する圧力はしないと、新社長の東山紀之がキッパリ言い放ちました。

これによって、テレビ局はジャニーズの顔色をうかがう必要もなくなり、TOBEタレントにオファーし放題。むしろ、問題のあるジャニーズタレントを起用するくらいなら、TOBEタレントの方が良い。ここにきて、ジャニーズをやめたことが大きくプラスに傾き始めたのです」（同）

しかも平野は目黒と違って実績もある。

「平野がジャニーズを辞める前、目黒と同じくTBS金曜ドラマ枠で主演を務めていたのですが、視聴率は『トリリオンゲーム』の1.5倍程度。

平野はほかにも、『花のち晴れ～花男 Next Season～』（TBS系）、『未満警察 ミッドナイトランナー』（日本テレビ系）をヒットさせるなど、ドラマはハズレ知らず。目黒とは実績が違う。

TOBEタレントへのオファーが解禁された今、各局は平野の取り合いになっているようです。しかも皮肉なことに、目黒主演でドラマの計画を進めていたチームも、『平野がいけるなら平野で…』となっているとか。

数週間前までは、圧倒的な一番候補の目黒が、今や平野に断られた時用の滑り止めのような扱い。業界内で2人の立ち位置は完全に逆転していますよ」（同）

誰も予想しなかったことで、急にチャンスが訪れた平野。スーパースターは〝もっている〟と言うが、まさしくこのことだろう。