『真夏のシンデレラ』に出演して“損した人・得した人”は? 激ヤバ脚本ドラマの中でも唯一「絶賛されていた」人物

森七菜 間宮祥太朗 

森七菜 間宮祥太朗 画/彩賀ゆう  (C)まいじつ 

森七菜と間宮祥太朗がW主演を務める『真夏のシンデレラ』(フジテレビ系)が、9月18日に最終回を迎えた。同作出演にあたって、好感度を落とした2人だが、2人よりもさらに今後の活動に影響が出そうな人物がいる。

それは、間宮演じる健人の高校時代からの友人・佐々木修を演じた萩原利久だ。

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医者家系で育ち、エリート思考の強い修は、人が傷つくことも平気で言えてしまうタイプ。第1話では、ヒロインのサップ講師・蒼井夏海(森)に出会った瞬間に、夏海の体型を見て「ちんちくりん」と容姿イジリ。

また、夏海の弟の成績が悪く、夏休みも補講に行っていることに「バカを擬人化したような弟だな」「母親がいないとやっぱあんな子供に育つのか」とトンデモない暴言を言い放ち、視聴者からは「ひとり親家庭を馬鹿にしている」「この先何があっても好感度上がる事なさそう」などと、よもや炎上騒ぎになった。

「そんなヒドすぎる脚本の餌食になったのは萩原だけではない。夏海の幼馴染・匠を演じた神尾風珠もその1人。匠は高校時代の教師に想いを寄せていたが、途中で夏海の大切さに気が付くと、突然教師に対し『俺、夏海のことが好きです。先生のおかげで気づきました』と謎に宣言。

それからは大工の仕事をしているとは思えないほど、日中に夏海の家を頻繁に訪れ、夏海の食堂でタダ飯を食らうだけの存在に。これまで、大雨の日に夏海を無限に待たせたり、2人で行った夏祭りで夏海を放置したり、教師にストーカーをしたりとやりたい放題していたこともあり、匠は作中一の嫌われキャラ。これを演じた神尾に風評被害が発生するほどです」(芸能ライター)

クソダサ台詞の見返りに曲が大ヒット

突飛な脚本のせいで、実力派である間宮や水上恒司までも棒演技になってしまい、〝演技下手〟と揶揄されるなど、関わる人すべてを奈落の底に落とした呪いのドラマ『真夏のシンデレラ』。

しかしこのドラマに関わって、得をした人がいるという。

「主題歌を担当するロックバンド『緑黄色社会』です。ストーリーに関しては何一つ褒めるところがありませんが、ただひとつ、主題歌『サマータイムシンデレラ』だけは好評を博して大ヒットしています。

さらに彼女らは、夏海が最近よく聴いているバンドとして作中にも登場。訪れたロックフェスで、爽やかな生歌唱を披露しました。

しかし、緑黄色社会もヤバ脚本からは逃れられなかったようで、ステージ上から客席に向かって『恋してるー?』とクソダサセリフを言わされていたのが印象的です」(同)

月9出演が決定したときにウキウキしていただろう各俳優の心情を思うと、心が痛む。

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