画／彩賀ゆう （C）まいじつ

木村拓哉の主演ドラマ『教場』（フジテレビ系）シリーズのスペシャルドラマが、制作延期になったと報じられた。今後、ジャニーズタレントを起用したドラマ続編も制作がストップするかもしれない。

話題の渦中にある「教場」シリーズは、警察学校の冷徹な教官・風間公親と生徒たちのやりとりを描いた警察ドラマ。2020、21年のスペシャルドラマが好評を博し、今年4月に連続ドラマとして『風間公親-教場0-』が放送された。

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来春に続編が展開される予定だったそうだが、9月20日に制作延期が発覚。理由については番組制作上のトラブルが発生し、オンエアまでに余裕があるため延期に至ったと説明していた。

「ジャニーズの性加害問題が取り沙汰されている今、制作延期は英断だったかもしれない。『教場』は冷徹な教官を主人公に据えた作品のため、作中にはパワハラともとれる言動がたびたび登場する。

百歩譲ってパワハラだけならまだマシですが、『教場0』ではセクハラじみた描写が登場し、問題視されていた。おまけに最近は木村のインスタグラムが炎上したばかり。ジャニーズも木村にも厳しい目が向けられている以上、『教場』を放送しても視聴者の反感を買うだけ」（芸能ライター）

ジャニーズ起用のドラマは続編ストップ？

天下の〝キムタクドラマ〟が制作延期となれば、後輩ジャニーズが出演する他のドラマもそう易々とGOサインは出ないだろう。

例えば、櫻井翔の『大病院占拠』（日本テレビ系）も実は続編制作のウワサがささやかれていた。しかし、「教場」が制作延期となった今、キムタクはダメで櫻井はOKとはならないはず。「大病院占拠」の続編も延期となりそうだ。

また9月15日に最終回を迎えたばかりの『Snow Man』目黒蓮の『トリリオンゲーム』（TBS系）も、続編のウワサが広がった。最終回にて続編を匂わせるセリフが登場し、ちょっとした話題になったが、実現するのはだいぶ先になるだろう。

他にも二宮和也の『ブラックぺアン』（TBS系、以下同）や、『King ＆ Prince』永瀬廉の出演ドラマ『ラストマン』なども、続編が制作されると報じられていたものの、今となっては制作にストップがかかる可能性が高い。

「教場」の制作延期は、ドラマ業界にとって大きな痛手となるかもしれない。